ベッドルームを変えて脱セックスレス、脱マンネリ
妻の方から寝室を楽しむ仕掛けをしてみましょう
人肌の恋しくなる冬。大好きな人と少しでも長く、深く触れ合いたいこの時期は、自然と夫婦で寝室の中で過ごす時間も増えるのではないでしょうか? そこで、ぜひこの時期に、脱セックスレス、脱マンネリをめざし、ベッドタイムが楽しくなる工夫をしてみませんか? 目指すは「ベッドルームのエンタメ化」!
「疲れてるから」「何となくその気になれない」「やる気が出ない」と、逃げ腰な旦那様には、言葉だけで迫っても効果はありません。ベッドルームに入っただけで、気分一新。ベッドの中でドキドキ、ワクワクして、草食な旦那様が肉食に変わってしまうような仕掛けをご紹介しましょう。
【ベッドルームのエンタメ化その1】照明
たかが電燈、と軽く見てはいけません。明かりひとつで、部屋の雰囲気はがらりと変わるのです。ちなみに、皆様の現在のベッドルームはどんな照明ですか? 蛍光灯の明るいシーリングライトが、部屋の隅々まで照らしているような照明だとしたら、直ちに変えることをお勧めします。
たとえば、食卓の明かりは青白い光より、温かみのある電球色の方が、食べ物がおいしく見えることは、多くの方がご存知だと思います。また、ラグジュアリーなホテルの部屋ほど光源が直接見えるような明かりは少なくて、スタンドライトと、光が床や壁を照らす間接照明を組み合わせた柔らかい照明であることもご存知ではないでしょうか?
ベッドルームも同じです。ゆっくりくつろいでリラックスできるうえに、妻の裸身が5割増しで美しく、最も「おいしそう」に見えるのは電球色を基本とした間接照明です。明るすぎる部屋は百害あって一利なし。シーリングライトの使用は即刻止めて、それに代わるスタンドやフロアランプなどを購入しましょう。
おすすめなのはキャンドルの明かりの様な「揺らぐ光」を発するキャンドル型のLEDライト。息を吹きかけることでオン、オフができるブロースイッチがついているものなら、まさに本物そっくり。LEDなので熱くなったり、火の心配もないので寝室にもピッタリです。シーリングライトを消してキャンドル型LEDをいくつもベッドの周りに並べれば、ベッドルームがいきなりロマンチックなワンダーランドに変化。どんなに鈍い旦那様でもきっとハッとすること間違いなしです。
【ベッドルームのエンタメ化その2】コンドーム
コンドームを「単なる避妊具」と思うと面倒なだけですが、これを「セックスを楽しくする道具の一つ」と思えば、俄然興味がわいてくるのではないでしょうか?
コンドームなんて、旦那様がスーパーやドラッグストアでこっそり買ってくるもの、と思っている妻の皆さま、それだけではもったいないです。避妊と同時に、女性に嬉しい機能がついている商品もいろいろ出ています。
たとえば、「グラマラスバタフライ・ホット」と言う商品は、コンドームの先端に温感ジェルがついています。これが挿入時には側面に広がって、インサートをスムーズにし、挿入後も中でホットゼリーが、効果的に効いてくれるという、人呼んで「女性が感じるコンドーム」。その他にも表面につぶつぶがついた「グラマラスバタフライ・ドット」などもあるので、試してみるのもいいかもしれません。
【寝室エンタメ化】を進めるために普段からしておくべきこと
照明だけならともかく、コンドームや潤滑ジェル、さらにローターなどのラブグッズなどを妻が提案したり購入したりすると、「夫にドン引きされてしまうのでは?」と言う質問もよくいただきます。確かに、普段から性のことを全く話題にしない夫婦なのに、いきなり妻が旦那様を「バイブを買ったから試してみない?」と誘ったりしたら、かなり違和感があります。
大事なことは、普段から夫婦の間で性の話をタブーにしないということ。お互いの性欲の話、性的な嗜好の話、何が、どんなことが気持ちいいかなど、ぜひたくさんおしゃべりしてくおくことです。
「どんな時に性の話題を切り出していいのかわからない」という方は、ベッドの中やお酒を飲んだほろ酔い気分の時、マッサージをしあっているときなど、お互いがリラックスをして、素直に話せるときを狙って、まずは軽い話題から入ってみましょう。
性に関する話は決して恥ずかしいことでも汚らわしいことでもありません。気持ちいいと感じること、相手にしてあげたい、自分にしてほしいことなどを勇気をもって話しかけてみましょう。普段から性の話ができるような夫婦になっておけば、たまにはちょっと大胆に妻からセックスやラブグッズの使用を誘っても大丈夫。
ポイントは、あまり堂々と、あるいは強引に進めず、相手の様子を見ながらおねだりしてみたり、甘えてみたり、少し照れたりしてみせたりするなど、女性らしさ、かわいらしさをうまく演出すること。恥じらいながらも積極的な妻にだんなさまも愛おしさを感じてくれるはずです。
夫婦のセックスは楽しんだもの勝ち。
「うちの旦那はいつもワンパターン」「下手だから痛い」「もっと女性の体のことを知ってほしい」「少しはロマンチックに誘ってほしい」など、相手に不満を持ったり、相手が変わることを求めているだけではなく、「まずは自分が変わる」「自分から工夫する」そんなスタンスでいることを心がけましょう。
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