コンビニグルメ/コンビニスイーツのトレンド

2014年 コンビニスイーツのトレンドを予測!(2ページ目)

昨年もたくさんのヒット商品を生み出したコンビニスイーツ。2014年はどんなスイーツが登場するのか、楽しみに待っている消費者も多いのではないでしょうか。そこで、2014年のコンビニスイーツのトレンドを大胆予測!コンビニ各社に、2014年の方向性や力を入れたいスイーツについて尋ねたアンケート結果も引用しながら、今年のコンビニスイーツの動向を探ります。

笹木 理恵

執筆者:笹木 理恵

おうちグルメガイド


素材重視&和のスイーツに注目!

ローソンのピュアロールケーキ

7つの国産素材のみで作ったローソンの「ピュアロールケーキ」(160円)


ローソンでは2013年10月に、国産素材のみで作る「ピュアロールケーキ」を発売し、話題を呼びました。2014年も、素材へのこだわりをより強化する方針で、「希少性のある素材や、旬の食材、産地限定・国産素材だけを使ったスイーツ、さらに添加物を極力使用せず作るスイーツなどに力を入れていきたい」と、株式会社ローソン デザート担当の小林さやかさんは語ります。

さらに、健康志向のニーズを受けて、新たな食材として“希少糖”を使ったデザートを開発中だそう。“希少糖”は、自然界にわずかしかない単糖で、砂糖に比べてGI値が低いのが特徴。同じくヘルシー素材人気のブランシリーズに続き、ローソンの「健康シリーズ」から目が離せません!

また、北海道産素材にこだわった「北海道プレミアムソフト」などを販売しているミニストップも、「生クリームやカスタード、スポンジなど、一つ一つの素材の味にこだわった商品を開発していく予定です」(ミニストップ株式会社 社長室 コーポレートコミュニケーションチーム 山盛雅美さん)と、素材へのこだわりをより明確にしています。

一方、日本ならではの和のスイーツに着目しているのは、サークルKサンクス。「日本の伝統的な食文化である和食がユネスコ無形文化遺産に認定され、その魅力が国内で再認識されていることから、和菓子や和の食材を使用したスイーツに注力したい」と語るのは、株式会社サークルKサンクス 商品本部・ デザートバイヤー 高本晃司さん。

お団子や大福のような伝統的な和菓子と、クリーム大福や生どら焼きのような新しい和菓子の両方が揃うのがコンビニの和スイーツの魅力であり、私自身も、コンビニの和スイーツは若い人に和菓子への興味を喚起するきっかけになるはずだと感じています。

>>スイーツトレンドに影響された、こんな動きも!
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