ダズリング・ブルー:色みに変化をつけるブルー・オン・ブルー
2013年秋冬シーズンに引き続き、ブルー系の濃淡も充実しています。鮮やかな「ダズリング・ブルー」と明るい「プラシッド・ブルー」の組み合わせのように同じ色相でまとめたり、「ヘムロック」のような明るいグリーンや「バイオレット・チューリップ」のような明るいバイオレットなど、類似色相のパステルカラーの組み合わせも春の装いにぴったりです。イッサ・ロンドンも、キャサリン妃がよくお召しになるブランドのひとつ。シルク・ジャージーは女性らしいカーヴィーなラインを際立たせます。濃いめのブルーは引き締まって見える効果が期待されます。
ワンピースの色みが濃いので、バッグとシューズでパステルカラーを差し色にして春らしい装いに。バッグはブルー系、シューズはグリーン系を選び、色みに変化をつけました。グラデーションのような色づかいは、見る人の心身に働きかけ、変化を促すと言われます。
次は、燃えるようなオレンジのコーディネートを見ていきましょう。