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2014年ココが気になる海外旅行先ランキング(3ページ目)

2014年がいよいよスタート。景気回復感が増すなかで年始早々、海外出国者数が過去最多を記録するなど、海外旅行市場は前途洋々の幕開けです。日本人の海外渡航自由化から、今年でちょうど50年。今や私たちにとって、海外旅行は身近なものとなりました。今年はどこに行こうかな。2014年ココが気になる海外旅行先ランキングを発表します。

千葉 千枝子

執筆者:千葉 千枝子

旅行ガイド

第7位 ブータン

ブータン

最後の秘境・幸せの国ブータンをはじめチベット文化圏が人気に (C)ブータン政府観光局

美しい自然と仏教文化あふれるヒマラヤ奥地、国民の幸福度ナンバーワンで知られるブータン。ワンチュク国王夫妻の来日で、その魅力を強烈に印象づけられた方も多いでしょう。チベット仏教を国教にする国としては唯一、インドと中国という二大国に国境を接する小さな国・ブータンは、長い時代、鎖国状態にあったことからも最後の秘境とも呼ばれています。年々、日本からの観光客も増えており、2014年はさらに注目が集まりそう。

アクセスはけっして至便とはいえず、インド・デリーかタイ・バンコク、シンガポール経由で入るのが一般的。ツアーも比較的高額なものが多いのは、ブータン政府が旅行会社に対して地上費に公定料金を定めているため。人気はうなぎ登り、今年が行きどきです。ブータン政府観光局のホームページも参考に。

 

第6位 台湾

台湾

LCCの就航でますます身近になった台湾。往来も活発になると予想される

安定した人気を誇る台湾が、今年も注目されそうです。日本からはLCC(ジェットスター・ジャパン、ピーチ、スクート、さらにはバニラ・エア)が、台北(桃園)へすでに就航。さらに今年は、チャイナエアラインが90%出資する台湾初のLCCが、2014年末にも台湾で就航予定。大陸などと結ばれます。また昨年、台湾で初めて、パンダの赤ちゃんが誕生。空前のパンダ旋風が巻き起こっています。年初から台北市立動物園で一般公開されていますが、あまりの人気ぶりに入場制限も。観光のおすすめは九ふん(にんべんに分)。台北から日帰りで楽しめる、ノスタルジーな観光スポットです。旅の計画には、台湾観光協会のホームページも参照しましょう。

 

第5位 ブラジル

イグアスの滝

一生に一度は訪ねたい世界三大瀑布の一つイグアスの滝 (C)メルコスール観光局

FIFAワールドカップ2014がブラジルで、来る6月14日開幕されます。サムライブルー日本代表が第一戦で対するのは、コートジボワール。チケット別売りが発表されたことで、応援・観戦ツアーの商品準備に、旅行会社も大わらわの様相です。また、遠く南米の地での開催だけに、弾丸ツアーも含めて、かなり高額になることが予想されます。

とはいえブラジルは、2016年リオ・デ・ジャネイロ夏季五輪も予定され、今もっともホットなディスティネーション。サンパウロから、世界三大瀑布のひとつイグアスの滝へのコースも人気です。南米の観光情報は、メルコスール観光局のサイトでもチェックできます。

 

第4位 ドイツ

ライプチヒ

C.P.E.バッハ生誕300年を記念したイベントが多数開催予定のドイツ (C)Bach-Archiv Leipzig

音楽ファンに人気のヨーロッパ。なかでもドイツでは今年、C.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル・バッハは、著名なヨハン・セバスチャン・バッハの次男)生誕300周年の記念の年。彼が学生時代を過ごしたライプツィヒで恒例のバッハ音楽祭(2014年6月13~22日)では、C.P.E.バッハが重点テーマになるほか、彼の足跡をたどるツアーが各種、企画される予定です。バッハゆかりの地・ワイマールやベルリンなど、これまでまだ訪れたことのない都市を、歩いてみるのも一興でしょう。

また、ミュンヘンで行われる秋のビール祭り・オクトーバーフェストもおすすめ。コンサートや祭りをテーマにした旅は、早めの予約を心がけましょう。ドイツ観光局のサイトもチェックを。
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