ブラジルの世界遺産

carioca

シュガーローフ(Pao de Acucar)から眺めるリオデジャネイロの景観

広大な国土を誇るブラジルには、2014年1月現在、全16のスポットやエリアが世界遺産に登録されています。7つの自然遺産は、世界規模の大自然と向き合える多様なもの。代表的なものとして、北部には世界最大面積を誇るアマゾン熱帯雨林があり、南部には世界三大瀑布の1つであるイグアスの滝が、また中西部には世界最大級の熱帯性湿地、パンタナルがあります。

9つ登録されている文化遺産には、人工的な未来都市ブラジリア、アフロ・ブラジリアン文化が開花したサルヴァドール、人と自然が作り上げたリオ・デ・ジャネイロの景観など、地域毎の魅力を有するものがあります。

広い国土に散らばる、どれも個性的な世界遺産です。移動時間や内容を考慮してから出かけましょう!

ブラジルの「顔」リオ・デ・ジャネイロ

2012年に登録されたブラジルで最も新しい世界遺産が「リオデジャネイロ、山海に挟まれたカリオカの景観群」。「素晴らしい街(Cidade Maravilhosa)」の愛称で親しまれるリオ・デ・ジャネイロの景観全体が登録対象で、世界三大美港に数えられるグアナバラ湾と海沿いに隆起した山々や奇岩が織りなす自然美、そして近代建築との美しい調和が魅力です。

新・世界七不思議のキリスト像やコパカバーナにイパネマビーチ、シュガーローフなどを有するリオ・デ・ジャネイロは、カーニバル、ボサノバなどと共に、ブラジルと聞けば誰もが思い浮かべる街です。ワールドカップの決勝戦や2016年オリンピックの舞台でもあり、ブラジルへ行くなら是非訪れたいところ。ただし、まだまだ治安の悪い場所も多々ありますので、個人旅行者は、下調べをするなどして、十分気をつけて下さいね。

なお、サンパウロとリオを約1時間で繋ぐ飛行機便は、毎日何便も発着しています。日帰り出張者も多い距離です。

自然遺産、一番人気のイグアスの滝

foz

ブラジル側イグアスの滝(撮影:Miki Kobayashi)

日本人旅行者や駐在員の人気旅行先第1位は、ナイアガラ、ビクトリアと共に世界三大瀑布に数えられるイグアスの滝。ルーズベルト元米大統領の夫人が、自国ナイアガラの滝の2倍以上の川幅、20倍の水量を持つイグアスの滝を前に「可哀想な私のナイアガラ」と漏らしたと言うだけあり、誰もが圧倒される巨大な滝です。

イグアス観光は、日本語ガイドやホテルなどの施設が充実していることに加え、比較的治安が良いことも魅力です。観光地として整備されている上に、サンパウロから飛行機で1時間半~2時間弱で行くことができるので、数日あれば十分に楽しめます。ブラジルの世界遺産都市の中では、最も家族や個人で旅行しやすい場所だと言えるかもしれません。