大学受験/大学受験の基礎情報・トレンド

国公立大学2次試験に向けて今考えること(2ページ目)

新年を迎え、受験生はラストスパートの時期。国公立大学の志望者は、センター試験が終わると各大学の個別試験(2次試験)の準備に入ります。そこで今回は、2次試験の出願に際して考えるべきポイントを紹介。高校1、2年生にも理解できるよう、国公立大学2次試験についての基本知識も解説します。

執筆者:大坪 讓

第1志望校は「前期」に出願。「後期」は滑り止めと考える


センター試験から2月上旬の出願の締め切りまでは約半月しかないので、志望したい大学の出願書類はセンター試験前に取り寄せておきましょう。センター試験の自己採点で思い通りの成果が出せなかった人もいると思いますが、第1志望の大学を安易に諦めるのは早計です。2次試験に向けて気持ちを切り替え、新たなスタートを切りましょう。

前述の通り近年の2次試験は前期中心に大きくシフトしていますので、前期を第1志望、後期を第2志望として考えるのが大前提です。もしも特に進学したい大学や学部がある人は、後期日程も考えに含めてもいいでしょう。また、センター試験の結果が振るわなかった場合、志望する学部・学科によっては、レベルが同等で2次試験の配点が比較的高い大学への志望変更を考えるのも一つの方法です。

注意したいのは、前期試験で合格した大学に入学手続きを行うと、中期/後期の合格の権利がなくなること。両方を受験して後から選択するということはできないので、出願は慎重に行いましょう。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます