フットサルの独自ルール1:全員ハーフ越え
フットサルの独自ルール2選
まず1つ目は、よく個人フットサルに参加しているという方々から伺った、「ボールを持ったらすぐシュートを打つ人ばかりが集まり面白くない」という声への解決法です。
実際に私も今、週一回子ども達とフットサルをしているのですが、そこでも取り入れています。
それは“全員ハーフ越え”です。
『ボールを持ったらすぐシュート』を抑制できるハーフ越えルール
全員ハーフ越えのメリット
この独自ルールを適用をするメリットは■ボールを持ったらただシュートを打つ方々を抑制することができます。
■フットサルで重要な切り替えの意識を、皆で共有することができます。
→疲れてくるとボールを奪っても切り替えのスピードが遅くなりますが、1人でもサボると得点が決まらないため、切り替えの意識は上がります。
■周りを見る癖がつく
→全員がハーフラインを越えていないとゴールが認められないため、味方の位置を意識するようになります。ゆえに、周りを見渡す癖がつきます。
フットサルの独自ルール2:コーンの高さまで
次に、こちらも個人フットサルに参加されている方々から多かった声の解決法を。個人フットサル(個サル)では、ゴレイロ(サッカーで言うゴールキーパー)は参加者が交代で行うのが一般的です。それゆえ、「自分がゴレイロをやっている時に思い切りシュートを打たれるのが嫌」という声を多く伺いました。
そんな時の対処法が“カラーコーンの高さまで”です。
下記写真のように、ゴール左右にカラーコーンを置き、その高さまでのシュートのみ認められるルールです。カラーコーンが無い場合は“ゴロシュートのみ”でも良いと思います。
ゴールの範囲を狭めれば、ゴレイロも楽になる
■ただ思い切りシュートを打つのではなく、コースを意識するようになる
■ゴレイロをしていて手が痛いことが減る
→カラーコーンの高さまでなら、大抵足でも対応できます。
■ゴレイロが嫌じゃなくなる
■ゴールがない場所でもフットサルができる
最後に
以上、今回は2つの独自ルールをご紹介しました。フットサル自体も、1994年にFIFAが各国のルールを統一するまでは、各々がルールを作っていました。ご自身がフットサルをより楽しくプレーするためにも、時に独自ルールを作ってしまうことも選択肢の一つだと思います。
この他にも独自に採用しているルールや練習法は少なくありませんので、またの機会にご紹介させて頂きます。
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