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ドイツからやってきた鉄のフライパン・ガストロ

鉄のフライパンの評価が再認識され高まっています。使い込めば使い込むほど馴染んで自分だけの調理器具に完成してゆく魅力は、このかたくなで頑固なデザインから生まれます。

執筆者:黒田 秀雄

試して合点!使って納得!Vol.75
ドイツからやってきた鉄のフライパン・ガストロ

料理道具の鍋には煮たり焼いたりする目的に応じて径の大きさや深さの種類があります。
この深さが5cm位以下と比較的浅く、径が15cm位以上の片手鍋をフライパンと呼び、主に焼き物、炒め物、揚げ物、蒸し料理などに使います。

フライパンは、軽量なアルミ製やIHでも使えるステンレスとの多層タイプなど種類が多く、焦げ付きを避けるためにフッ素樹脂加工を施したものが増えていますが、長期間使用を続けるとフッ素樹脂効果がなくなり,空焼きすると有毒ガスが発生するため使用を控えるユーザーも多いのが実態です。

一方熱伝導率の良い鉄製のフライパンは、使い込めば使い込むほど油が馴染んで焼きもの料理に最適です。欠点は使ったあとの手入れを怠ると錆びることです。錆を発生させないためには、使い始めにフライパン全体に焼きを入れて表面に酸化皮膜をつくることが大切です。ただIH使用の家庭では、この焼き入れ作業ができないのでカセットコンロを使って黒焼きをします。
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ガストロフライパン24cm・ロングハンドルタイプ


 
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ガストロフライパンハンドルの付け根


 
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ガストロフライパン裏面


 
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ガストロフライパン・付け根の裏側


 
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ガストロフライパン・カセットコンロで焼入れ


 
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ガストロフライパン・カセットコンロで焼入れ後の状態


 
今回ご紹介するGASTRO(ガストロ)フライパンも使い始めには、焼き入れをして黒焼きの表面にしてから使うことをおすすめしますが、IHクッカーをお使いの方は使い始めに油とくず野菜を使って油をなじませることで皮膜を作り、自分だけの仕上げ色を楽しむこともできます。

このGASTRO(ガストロ)フライパンは全体に入った網目状の溝が一番の特徴です。この溝が熱の伝導をより均一に伝えます。その頑固でユニークなデザインはドイツ職人の魂を伝えてくれます。

新春を機会にキッチン愛用品のひとつにGASTRO(ガストロ)フライパンを備えてみるのは如何でしょうか。

次のページでは、ガストロ・フライパンと両手鍋を使った料理の使いはじめの頃の画像をご紹介します。

GASTRO(ガストロ)調理器具の詳細は公式サイトをご覧ください。

■ GASTRO(ガストロ)の姉妹品・ruhru(ルール)の高級調理器具もあわせてご検討ください。

©Dec.2013 Copyright HIDEWO KURODA KITCHEN SYSTEM LABO.INC.
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