Martinelli
松見:80年代のイタロディスコシーンからは多数の男女デュオが生まれていますが、その中からSimona ZaniniとAldo MartinelliによるMartinelliを紹介します。1983年から1987年にかけて活動していましたが、2011年に「American Band」という楽曲と共に復活を遂げています。ミュージックビデオでのAldo氏の"普通のおじさん"具合が半端ないですが、Simona嬢の歌声は健在です。
Cinderella (YouTube)
American Band (YouTube)
ガイド:
Martinelli、知りませんでした。かなりの年月が経っているからしょうがないですが、かなりの落ち着きぶり。イタリア人の癖に「We’re an American band」と歌っているのは何故に? Grand Funk Railroadが好きなのか?
Topo & Roby
松見:そんなMartinelliですが、サイドプロジェクトとして1985年に始動したTopo & Robyがあります。これはちょっと反則というか、男女デュオと呼んで良いものか怪しいですが、Simona嬢とTopo-Robotによる人とロボット の異色デュオなんです。デビューシングル「Under The Ice」(これ、名曲です!!!)ではロボットを全面にフィーチャーしたシンセポップを地で行く路線だったのにも関わらず、その3年後にリリースされた2枚目のシングル「Set On Fire」ではロボットの存在など初めから無かったかのようなセクシー系ビジュアルに変貌していて、もはや別モノ。流石80年代、何でもありです(笑)。
Under The Ice (YouTube)
セクシー☆ジャケ展#6:ユーロビートでセクシー! (All Aboutテクノポップ)
ガイド:
名曲入り、賛同いたします! 僕のセクシー・ジャケ展までご紹介いただきありがとうございます。ここで載せたコレクションは、ユーロビート・イタロディスコのコレクターの所蔵品です。
女性とロボットのコンビと言えば、日本にもいました。河上幸恵+HP25による「DOKI DOKI」。1984年ですから、Topo & Robyよりも早かった。まさか、河上幸恵+HP25にインスパイアされた訳ではないでしょうが… ミュージッククリップはないですが、ライオン歯磨のCMに使われていました。後にHP-25はツトムに改名。
ライオン 透明はみがき レオ (YouTube)
松見:
河上幸恵+HP25の存在は四方さんの記事で知りました。
真性テクノアイドル(ソロ編)