英検/英検の勉強法

英検準1級合格作戦(1)カギは豊富な語彙力(3ページ目)

TOEIC800点よりも難しいと言われる英検準1級。どうやって勉強すれば、最短で合格することができるのか? オススメの教材とその効果的な活用法についてまとめました。

澤田 健治

執筆者:澤田 健治

TOEIC・英検ガイド

リピートして覚える

次に、単語帳を開いて、今度は文字を見ながら音声に続いてリピートしていきます。

英語→日本語→英語(epidemic → 流行 → epidemic)と、それぞれ1回ずつリピートした上で、epidemic → facility → obstacle → diagnosisと連続して読まれている時には、その短い間隔で意味を言っていきます

epidemic 「流行!」 facility 「施設!」 obstacle 「障害!」 diagnosis 「診断!」という感じです。これを見ないでも出来るようにすることによって、瞬発力が鍛えられます。


最後に意味を言えるか再度チェック

リピート練習によって意味をある程度覚えたら、最後にまた本を閉じて、音声の後に意味を言えるかチェックします。ナレーターに言われてしまう前に、素早く言うのがポイントです。

epidemic →「流行!」(ナレーター: 流行 → epidemic)
facility →「施設!」(ナレーター: 施設→ facility)
obstacle →「障害!」(ナレーター: 障害 → obstacle)
diagnosis →「診断!」(ナレーター: 診断 → diagnosis)

epidemic 「流行!」 facility 「施設!」 obstacle 「障害!」 diagnosis 「診断!」

私のスクールでは、これをDayごとに16個ずつ完璧に言えるようにしてもらっています。レッスンが進むごとに、記憶の容量が増えていきますので、16個→32個→48個→64個というように、毎回の出題範囲も増やしていきます。

このように瞬発的に意味が言える単語を増やすことで、語彙問題の得点アップはもちろん、長文中でも瞬時に意味を理解できるようになりますし、このような形で覚えた単語は、リスニング問題で聞こえてきたとしても、認識できるようになります。

つまり、「聞いてわかる単語」は、「読んでわかる単語」にもなるというわけです。

続きは、「英検準1級合格作戦(2)」をお読みください。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で英検関連の書籍を見るAmazon で英検関連の書籍を見る
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます