英検/英検の勉強法

英検準1級合格作戦(1)カギは豊富な語彙力(2ページ目)

TOEIC800点よりも難しいと言われる英検準1級。どうやって勉強すれば、最短で合格することができるのか? オススメの教材とその効果的な活用法についてまとめました。

澤田 健治

執筆者:澤田 健治

TOEIC・英検ガイド


キクタンの特徴

「キクタン」でメキメキ単語力アップ

「キクタン」でメキメキ単語力アップ

キクタンは、名詞、動詞、形容詞、副詞、熟語(動詞句、形容詞句&副詞句、郡前置詞)の全10チャプターから成り、1120個の単熟語をカバーしています。

Chapter1とChapter4は名詞で、それぞれ176個、Chapter2とChapter5は動詞で、それぞれ112個、Chpater3とChapter6は形容詞で、それぞれ112個あります。

これらの3つの品詞(名詞、動詞、形容詞)から成る6チャプターだけで、全部で1120個ある内の800個を占めています。最終的には、全部のチャプターを終わらせることが理想的ですが、まずはChapter1からChapter6までの800個を覚えることに集中してみましょう。


キクタンを使った勉強法

付属のCDには、それぞれの単語が、英語→日本語→英語の順で吹き込まれており、4単語分言い終わると、英単語だけ4つ連続して読まれます(下記の例を参照)。

epidemic → 流行 → epidemic
facility → 施設 → facility
obstacle → 障害 → obstacle
diagnosis → 診断 → diagnosis

epidemic → facility → obstacle → diagnosis


単語16個ごとにDayに分かれており、Chapter1の名詞176個は、全部で11Daysあります(16個×11Days=176個)。

私の主宰する英語スクールでは、まずDay1の16個を使い、本は閉じたままで、次のような語彙力チェックテストを行います(毎回Dayごとに16個ずつ行います)。

「今からCDを流しますので、英単語が聞こえてきた瞬間に、その日本語の意味を言ってみてください。言えなかったら、その後にナレーターが意味を言ってくれるので、それをリピートしてください。1人4個ずつ行きます。では、Kさんからどうぞ!」

英単語を聞いて、意味が言えるものがどれくらいあるかを確認するのが目的です。ナレーターが意味を言ってくれれば、思い出したりピンとくるものもあれば、意味を言われても全然わからないものもあるかと思います。また、見れば知っているけど、耳で聞いただけでは認識出来ないという単語もあるでしょう。

次ページでは、「リピート練習」について触れます。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます