リピートして覚える
次に、単語帳を開いて、今度は文字を見ながら音声に続いてリピートしていきます。英語→日本語→英語(epidemic → 流行 → epidemic)と、それぞれ1回ずつリピートした上で、epidemic → facility → obstacle → diagnosisと連続して読まれている時には、その短い間隔で意味を言っていきます。
epidemic 「流行!」 facility 「施設!」 obstacle 「障害!」 diagnosis 「診断!」という感じです。これを見ないでも出来るようにすることによって、瞬発力が鍛えられます。
最後に意味を言えるか再度チェック
リピート練習によって意味をある程度覚えたら、最後にまた本を閉じて、音声の後に意味を言えるかチェックします。ナレーターに言われてしまう前に、素早く言うのがポイントです。epidemic →「流行!」(ナレーター: 流行 → epidemic)
facility →「施設!」(ナレーター: 施設→ facility)
obstacle →「障害!」(ナレーター: 障害 → obstacle)
diagnosis →「診断!」(ナレーター: 診断 → diagnosis)
epidemic 「流行!」 facility 「施設!」 obstacle 「障害!」 diagnosis 「診断!」
私のスクールでは、これをDayごとに16個ずつ完璧に言えるようにしてもらっています。レッスンが進むごとに、記憶の容量が増えていきますので、16個→32個→48個→64個というように、毎回の出題範囲も増やしていきます。
このように瞬発的に意味が言える単語を増やすことで、語彙問題の得点アップはもちろん、長文中でも瞬時に意味を理解できるようになりますし、このような形で覚えた単語は、リスニング問題で聞こえてきたとしても、認識できるようになります。
つまり、「聞いてわかる単語」は、「読んでわかる単語」にもなるというわけです。
続きは、「英検準1級合格作戦(2)」をお読みください。