グアムへ2泊3日
成田から空路約3時間半。ビーチリゾートの安近短といえばグアムが代表的です。近年、航空会社各社ともにリゾート路線の減便・廃止が相次いでいますが、グアムは定期直行便も健在。チャーター便の企画商品はGWや年末年始などの繁忙期を中心に、コンスタントに用意される傾向にありますから、時期によっては、そうした企画商品を選ぶのもおすすめです。グアムの商品を選ぶときのコツは、ホテル選びに力点を置くこと。ロケーションやグレードで料金に大きな開きがあるグアムの場合、利用ホテルによって旅の印象も異なります。2泊3日という限られた滞在なら、できるだけ至便で快適なホテルを選びたいところ。また大手旅行会社のツアー商品には、市内観光トロリーバスが無料で利用できるなど、参加者にはいくつかの特典があります。こうした参加者特典も、ツアーを選ぶときの大きな判断材料になるのがグアム商品の特徴です。周辺レストランやオプショナルツアー情報を事前に収集して、滞在時間をめいっぱい楽しめるよう工夫しましょう。
週末グアムの必勝法
グアム・アガニアビーチににオリジナル海の家を展開するH.I.S.
航空券とホテルを単体で手配するより、パッケージツアーが断然お得なグアム。なぜなら、前述の他都市と違ってビジネス客が極端に少ない路線だから。航空券を単体で購入するより、ツアー商品から選ぶほうが安く、予約もとりやすいのが理由です。パッケージツアーなら送迎車付きで何かと便利。ツアー商品を比較検討するとよいでしょう。また、6月から12月にかけてのグアムは雨季にあたり、毎日スコールに見舞われます。逆に乾季(1~5月)は、ツアー料金も若干高め。季節性をみて旅行プランを立ててください。
グアムはアメリカ準州ですが、45日以内の滞在であれば電子渡航認証システム(ESTA)の申請は必要ありません。タモン湾の周辺にホテルが密集しており、ホテルのグレードや眺望で料金が異なります。ショッピングセンターや免税店などと各ホテルを結ぶバス網が発達しているので、レンタカーなしでも不便を感じることはないでしょう。週末や繁忙期の利用なら、あまり眺望にはこだわらず、ホテルグレードで商品を選ぶことをおすすめします。