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一般入試間近! 本番で実力発揮するためのポイント

一般入試まであと少し。とりわけ私立大学を志望する受験生にとっては、ここが正念場です。実力を最大限に発揮できるように、ラストスパートで勢いをつけましょう。今回は、一般入試の本番までにやっておきたい受験対策のポイントを紹介します。

執筆者:大坪 讓

今ある学力を定着させる「理解と整理」でしっかり実力をつける

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一般入試へのラストスパート。憧れの大学をめざし、もうひとがんばりしよう。

一般入試シーズンまで約2カ月を切り、受験生の皆さんは、模擬試験での志望校の合否判定にナーバスになる時期ですが、弱気は禁物です。後ろ向きの気持ちで、すでに終わった試験の結果や判定を気にしても仕方がありません。受験当日に向かって、前向きに準備をしましょう。

とはいえ、特別に今までと変わったことをする必要はありません。基本は過去問題を中心に今までの参考書、問題集を使って習熟度を上げ、志望校の傾向の把握と対策法について理解を深めること。ついつい新しい参考書に手を出したくなる気持ちもわかりますが、それは得策とはいえません。同じ問題集を何度も解いて、理解と整理の精度を上げるほうが確実です。

勉強方法を大きく変えるのもおすすめしません。無理に背伸びしても、本当の実力はなかなか身につかないもの。理解できないことが、かえって焦りにもつながります。ここまで来たら本番で実力を発揮できるように、手持ちの参考書で基礎知識を固め、取れる点は確実に取れるように何度も補強していきましょう。反復して行うことで安心感が増えますし、本番で「使える」実力も自然についています。

次ページ:チャレンジ校の過去問題の繰り返し練習で自信をつける
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