その愛、もしかしたら、単なる「依存心」かも!?
「愛」ではなく、「自分勝手な思い」を捨てる
もし「相手が自分のものにならなければ意味がない」と思うのであれば、それは相手に対して本当の愛情があるわけではありません。その場合、その心の苦しみは、失恋したから苦しいのではなく、そんな身勝手な感情を抱いているから、思う通りにならなくて苦しんでいるのです。
その「相手が自分のものにならなければ意味がない」という身勝手な感情は、失恋に関係なく解消した方がいいです。
そうでないと、今後、新たな恋の相手が現れたとしても、同じように苦しむようになるからです。
「愛」ではなく、「依存心」を捨てる
相手がいなくては、自分が立っていられない場合は、それは、愛ではなく、依存です。「依存心をなくす=精神的な自立をする」ことは、人の成長において、重要なことです。
これは、失恋に限らず、誰もが通らなくてはいけない、“大人の階段”です。
だから、この場合の痛みは、失恋が原因というよりは、より大人になるために必要な“成長の痛み”なのです。
「相手を必要としなくてはいられない自分」から「一人でも立っていられる自分」になることを目指しましょう。
それが、今後、幸せな恋愛を掴む秘訣にもなるのです。
次のページでは、「関係を断ち切る必要はない」ことについて、解説します。