旅行、買い物は微増。今までの反動?
2013年冬ボーナスは前年より微増となった。海外旅行に使う金額も増えたよう
平均消費金額は高額な順に、ローン返済(18万7562円)、貯金(18万4706円)、海外旅行(15万6949円)という結果になっています。
何に使うかの割合では、商品・サービスを購入する人が71.0%で一番多く、続いて貯金70.8%、ローン返済43.3%となっています。
実際には半数近くの人がボーナスでローン返済をしており、その金額も一番高額となっています。ローン返済はボーナスにかなり依存しているようですね。ボーナスの支給額が減ると、家計も大変なことになりそうです。
■ボーナス平均消費金額ランキング
【1位】 ローン返済 18万7562円(43.3%)
【2位】 貯金 18万4706円(70.8%)
【3位】 旅行・外出をする(海外) 15万6949円(7.7%)
【4位】 金融商品(投資信託、株式等)の購入・外貨預金など 14万9957円(10.3%)
【5位】 子供の教育費 13万1229円(31.0%)
【6位】 金融商品(投資信託、株式等)の補填 8万5507円(6.5%)
【7位】 商品・サービスを購入する 7万3872円(71.0%)
【8位】 旅行・外出をする(国内) 5万9401円(36.0%)
【9位】 その他 9万8874円(34.1%)
※カッコ内はその目的にお金を使うと答えた人の割合。また、平均消費金額は「お金を使う予定はない」と答えた回答者数を除いて算出。
貯蓄から投資へ
使い道を前年と比べると、面白いことがわかります。貯金をする人が2012年冬は74.1%だったのに、2013冬は70.8%と減っています。一方、金融商品(投資信託、株式塔)の購入・外貨預金などは、2012年冬は9.1%だったのに2013年冬は10.3%となっています。アベノミクスの影響からか、投資商品に魅力を感じている人が多くなっているのでしょう。金額でみても貯金は18万4706円に対して、金融商品の購入は14万9957円。貯金と投資の差がかなり縮まっています。
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