HUDやFIDは少ない視線移動で情報を確認できる

オプションでヘッドアップディスプレイを用意したのが、カロッツェリアの楽ナビとパナソニックのRシリーズだ。
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カロッツェリアのAR HIDユニットはサンバイザーにベルトで固定する方式

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表示越しに風景が見える

カロッツェリアのAR HUDユニット、ND-HUD10(6万3000円)は、先に登場したサイバーナビのHUDユニット同様、サンバイザーの部分に装着する、文字通りのヘッドアップディスプレイ。ただし、光源をレーザーからDLPに変更しコストダウンを図るとともに、サイバーナビではサンバイザーを外していた装着方法を改め、サンバイザーを残してベルトで巻き付ける方法に変えた。これにより、HUDユニットの装着後も、サンバイザーを使える。このAR HUDユニットはエアージェスチャー対応の昨年モデル以降の楽ナビでポータブルタイプ以外に接続できる。
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パナソニックRシリーズ用のFIDユニット

パナソニックRシリーズ用のCY-DF100D(オープン価格)はダッシュボードの上にプロジェクターユニットとコンバイナ(ディスプレイ)ユニットを置くタイプ。ヘッドアップではないのでフロントインフォメーションディスプレイ(FID)と名付けている。このFIDユニットは、最新のR300シリーズと、2013年春モデルのR500シリーズに接続可能だ。

いずれはカーナビの標準機能に?

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走行中、少ない視線移動で表示を確認できる

このふたつは、装着方法や装着位置が違うし、表示内容も多少の違いがあるが、両者とも道案内の安心・安全を高めるためのものだ。従来なら、ダッシュボードのカーナビに視線を向けなければ確認できない案内情報を、少ない視線移動で見られる補助的な案内は、走行中の案内の安全性を高める役割を持つ。運転に不慣れなドライバーほど、ありがたいものだろう。
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CEATECにパイオニアが参考出品したAR表示。フロントウインドウに直接案内画像を表示し風景と重ねる

CEATECやITS世界会議、東京モーターショーなど、近未来の技術が見られる展示会を見ても、多くのメーカーがヘッドアップディスプレイを展示しており、運転中のドライバーの視線の先にカーナビの案内情報を映す方式は、今後、一般化していきそうな気配もある。もっとも、多くの技術展示はフロントガラスに直接映像を映す方式で、それが理想だと思う。そんな、近未来の案内をいち早く体感できるのが、カロッツェリアのAR HIDユニットやパナソニックのFIDユニットだ。