まるごと借り上げて家賃収入とするケースも
湯河原の施設の庭。和風庭園にリビングから直接出られるデッキが新しく付けられている
もう一軒の湯河原の施設は、宮上という旧分譲地のなかにある純和風の平屋。周辺にも旅館が多く、静かなロケーションです。格子戸の門構え、飛び石、二間続きの和室、あじろ天井、灯篭や庭石、手水鉢のある和風庭園など趣ある和の部分は残しながら、風呂は露店風呂風に、キッチンはアイランドに、水回りはモダンにリフォーム。
和室への廊下へ磨かきぬかれたガラス窓越しに光が差し込み、縁側のような暖かい空間になる
最大6人の大人が宿泊できる施設になっています。こちらはリフォームした建物をオーナーからオオクスライフアシストが借り上げており、家賃がオーナーに入るシステム。オーナーが利用する場合も予約が必要になります。(オーナーが使いたい日をあらかじめ提出。それ以外をレンタルし、利用された宿泊料に応じて家賃収入が得られる契約もあります)
扉を開け放つと、まるで露天風呂のような開放感。和風の庭を見ながらくつろげる
「贅沢をお貸しします」がキャッチフレーズ
湯河原宮上の施設の外観。生垣や植栽が手入れされ、木製門扉を開いて入る
オオクスライフアシストでは、今後、
バケーションレンタルとして5件ほどがすでに開設予定だそうです。貸別荘というと、オーナーの使っている家具などが並ぶ部屋のイメージですが、このバケーションレンタルは全く違い、どちらかというと旅館のイメージ。別荘サービスを手掛けてきた同社のノウハウで、リネンや寝具の提供はもちろん、ゲストが到着時にはエアコンが効き、玄関や床の間には花が生けられ、お風呂にはお湯が満ちているという状態になっています。
「贅沢をお貸しします」がコンセプトですと話してくれたのは同社の橋本社長。食事のケータリングや釣り船、ダイビング、板前の手配も依頼できます。「できれば地元のお店でおいしいものを食べて欲しいです。地元のお店が賑わうと地域の活性化につながりますから」とも。
高額中古別荘、使わずに置いておくのはもったいない!こんな使い方をしてみてはいかがでしょうか。