本場ドイツのビールと、タイ料理の絶妙のコラボレーション、タワンデーンマイクロブルワリー
出来立ての美味しさは格別! こちらはヴァイツェン
一年中暑いシンガポールで、やはり飲みたくなるのはビール! という方も多いのではないでしょうか。国際都市シンガポールでは日本の地ビールをはじめ、世界中のビールが手に入るものの、せっかくシンガポールに来たのなら、メイド・イン・シンガポールのビールで乾杯、というのもいいですね。
店内で作り立てが楽しめます
ビールは鮮度が命、できたてのビールならではのフレッシュな味わいを楽しみたい。そんな方にぴったりなのが、このタワンデーンマイクロブルワリー。ドイツから直送した原料を使って醸されたこだわりのドイツビールを楽しめます。醸造所からの距離は0メートル! レストラン併設の醸造所からの作りたてが提供されています。
それに合わせる料理は、タイ料理をベースにしたフュージョン料理。こちらも、素材へのこだわりが感じられます。冷凍の食材をいっさい使わないのはもちろんのこと、魚は全て調理する寸前まで生きているフレッシュなものを使用、鶏肉は放し飼いの地鶏を使っているそう。
店内には大きな醸造タンクが
店内に入ると、大きなビール醸造タンク、そしてタイの民族色豊かなインテリアが目を惹きます。ここで作られているビールは、日本のビールに近いすっきりとした苦みと切れ味が特徴のラガー、黒ビール好きの方にぴったりのコクのあるデュンケル、フルーティーな香りが特徴のヴァイツェンの3タイプで、いずれも、0.3リットル12シンガポールドル、0.5リットル15シンガポールドル、1リットル28シンガポールドルとなっています。
個人的にお勧めしたいのは、ふくよかな優しい香りのヴァイツェンです。
ビールによく合う素材にこだわったタイ料理
タイの代表料理の一つ、トムヤムクン
料理はタイ料理の代表格、トムヤムクン(30シンガポールドル)が特にお勧めです。ココナッツミルク入りと、そうでないものを選べますが、シグネチャーはココナッツミルク入り。さっぱりしたものが好きな方は、ココナッツミルクなしにするといいでしょう。
大ぶりの海老がたっぷり
大ぶりの海老に、ココナッツミルクの甘みと、スープの酸味と辛さがよく合います。本店がタイだけあって、味の決め手となるバイマックルー(こぶみかんの葉)などのハーブやスパイスは、タイから直送されているということで、正統派のドイツビールと本場のタイ料理が味わえる、貴重なお店です。
カニの身がゴロゴロ入っています
タイ料理だけでなく、ビールに合うソーセージなどやドイツ料理のポークナックルなどもありますが、どなたにでもお勧めしたいのが、カニチャーハン。カニの身がゴロゴロ入った贅沢な一品です。優しい味付けて油っこくなく、ぱらりと仕上がっているので、お子様にもぴったり。
毎週金曜の夜には、ライブミュージックのショーも楽しめるそうなので、気になる方はタイミングを合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?
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Tawandang Microbrewery
営業時間:11:30~24:00(日曜~木曜)、~25:00(金曜、土曜)
住所: Blk 26, #01-01 Dempsey Road ,249677
TEL:+65 6476 6742
アクセス:MRTオーチャード駅からタクシーで10分ほど