Frost
ガイド:じゃ、僕はトロムソでもう一組。以前、「ロイクソップとベルゲン・ウェイヴ」というノルウェー特集記事を書いた時にも紹介した、凍り付きそうな名前のFrost。Aggie PetersonとPer Martinsen(初期はRune Lindbækとのデュオ)からなる男女デュオ。絶対的にお勧めが、RAH Bandの名曲「Clouds Across The Moon」のカヴァー。ナチュラルビューティーのAggieちゃんもかわいい!
ロイクソップとベルゲン・ウェイヴ (All Aboutテクノポップ)
Clouds Across The Moon (YouTube)
Bedsit Theories (Amazon.co.jp)
Röyksoppがリミックスしたこちらも素敵。
Endless Love (Röyksopp's Analoge Euromiks)
HndS (HandS)
松見:トロムソとベルゲン、首都オスロだけでないノーウェジアン・ポップの重要な土地があるんですね。いい発見になりました!
お次はちょっと趣向を変えて、Håkon NjøtenとSofie StoraasによるエレクトロR&BのデュオHndS。以前はHandSという名義でした。ふたりの名前の頭文字をもじって命名したのでしょうが、検索に引っ掛かりづらい名前だったのか、マイナーチェンジしています。 ふたりとも、ツインボーカルの映えるいい声です。特にHåkon(男子)の伸びのある声は楽曲との相性バッチリです。 ちなみに彼らもベルゲン出身。現在はロンドンに拠点を移して活動しています。
Wake Up (YouTube)
Wake Up (Amazon.co.jp)
ガイド:
HndSは知りませんでした! なんだか、シャンプーのブランド名みたいです(笑)。ベルゲンウェイヴと言っているくらいですから、一組くらいベルゲンからの男女デュオが欲しかった所です。どうしても男性は裏方に回る傾向がありますが、彼らの場合は、男性も健闘していますね。
Avalanche
松見:ノルウェー最後は時代を遡って80年代、AvalancheというKjetil RøsnesとKirsti Johansenの夫婦デュオをご紹介します。 本国よりも何故かフランスで大ヒット(8週連続1位!)を記録した哀愁てんこ盛りのイタロディスコチューン「Johnny, Johnny Come Home」(88年リリース)で、いわゆる一発屋的に有名になりました。
Johnny, Johnny Come Home (YouTube)
ガイド:
豪州のAvalanchesは大好きなんですけど、こちらはAvalanche。アナクロ感溢れる哀愁のユーロポップですね。では、スカンジナビアとして最後の国、デンマークへ飛びましょう。
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