エコグッズの定番、水筒
用途や持って行く場所、その日のかばんの重さにあわせて使い分け
デザインと軽さが魅力のシグボトル
まず紹介したいのが、世界中で人気のスイス生まれのシグボトル。ドイツで最も権威のある環境保護専門誌の『OKT-TEST』において最高評価のsehr gut(very good)を獲得している、人と環境への安全性とリサイクル性が考慮されたエコボトルで、ふた以外の部分は普通の缶と同じようにリサイクルに出せるので、使った後もエコです。こうしたエコ度の高さに加えてガイドが気に入っている点が2つ。1つはデザイン性の高さです。おしゃれな形のシグボトルは、色や大きさ、容量、柄が豊富な中から好きなものを選べます。環境系NPOや映画とのコラボのボトルや、限定生産のデザインのボトルもあるので、お気に入りの柄のものを探してみてください。
もう1つの気に入っている点は軽量なこと。例えば、写真の0.4リットルのものは95gです。ガイドは荷物が多くなりがちなヨガやエアロビクスのスタジオに水を入れて持って行っています。飲む姿もサマになるし、軽いのでアウトドアシーンやランニング時などにもおすすめ。
ただ、シグボトルはアルミ製なので熱いものは入れられません。その点だけ注意が必要です。
軽くて便利なナルゲン
ガイドが季節を問わずに愛用している最も使用頻度が高い水筒は、アメリカで研究用業務の規格品として開発され、現在はアウトドアやキッチン用品とした世界中で愛用されているナルゲンのボトルです。その理由は、軽くて便利だから。飽和ポリエステル樹脂製で、写真の0.5L入るボトルも約90gです。耐熱温度100℃、耐冷温度-20℃なので熱い飲み物も冷たい飲み物も何でも入れられます。
山登りやキャンプなどで保存食を入れるのにも便利。目盛りもついているので、即席の計量カップにもなります
ナルゲンのボトルは、見た目はペットボトルと雰囲気が似ているので、乗り物などで飲んでもあまり浮きません。これだけの機能がありながら値段も比較的お手ごろなので、最初の1本として買うのにおすすめです。ただ、保温、保冷機能はないのでその点にこだわる方は、専用のグッズをさらに買い足すか、保温、保冷機能つきの魔法瓶などを選ぶのが得策です。
使いやすい魔法瓶ならサーモス
水筒はやはり魔法瓶が良い、という方にはサーモスの真空断熱ケータイマグがおすすめ。魔法瓶の良い点は、熱いものは熱いままに、冷たいものは冷たいままに保ってくれる点。ケータイマグは、飲み口からそのまま飲めるタイプで便利です。特に写真のようなワンタッチオープンタイプは片手でボタンを押してふたを開けて飲めるので、おすすめです。ガイドがサーモスのケータイマグの形式の水筒を発見したのは、まだ水筒が今ほど人気になっていない約10年前。感動しました。ステンレス製なので品質が悪くなることもなく、今も現役で活躍中です。今は主に秋冬に釣りなどのアウトドア系の遊びをする時や、すごく暑い日の外出、寒い日の散歩のお供にしています。ただ魔法瓶なので、シグボトルとナルゲンに比べると少し重くなるのでその点はご了承ください。
水筒は、日々の大切な相棒となる存在。今回の記事を参考に、使う目的、大事にしたいポイントに合わせて、自分だけのお気に入りの1本を選んでください。