「結婚したら、なんでも話し合える夫婦になろうね」そんな甘い約束を交わして始まった二人の結婚準備。料理を決めたり、ドレスを選んだり、憧れていた結婚式にするための準備は、誰でも心躍るもの。

でも、ウキウキしてばかりはいられません。楽しいはずの結婚式準備の過程で、口にはなかなか出せないシコリが生まれ、それが後々の二人の心のミゾになってしまう…そんなことも現実にあるのです。今回は、心のミゾを作りやすい結婚費用分担の事例をご紹介します。

両家の費用分担が招くミゾ

白いバラ

最初に二人でしっかり話し合っておくことが大切。

「私の親は援助してくれたけれど、彼の親からは援助0。足りない分はご祝儀でまかないましたが、なにか腑に落ちないものが残っているんですよね…。」と話すAさん。

ゼクシィ結婚トレンド調査2013によると、親から費用の援助があったカップルは、なんと70%!親が援助してくれるのはありがたいし、逆にそれがなければ結婚式なんてできなかった!というカップルも多いと思いますが、となると必ず出てくるのが、両家のバランスの問題です。

Aさんの場合、結婚後5年経った今でも、そのことが引っかかっていると言います。
「もともと当初結婚を反対された経緯があるので、私との結婚を快く思っていなかったから、彼のご両親からは何の援助もなかったのかもしれない…なんてちょっとマイナス方向に考えてしまいまいました」
自分の親にこのことを打ち明け、納得いかないと話すと「そのことはいいから胸にしまって何も言わないでいなさい」とアドバイスされたとか。「母の言うとおり“大人の”選択をしました」と話すAさん。

親の援助が決まる前に、「費用は二人折半で。自分で出すか親の援助を受けるかはそれぞれで」と話し合っておけば、わだかまりを残すことにならなかったかもしれません。

招待人数のアンバランスが招くミゾ

「私のほうの招待客は親族・友人含め30人ぐらい、彼のほうは実家の取引先までご招待したので100人以上。完全にアンバランスなのに、最初に費用は二人で折半しようと決めていたので、普通に割られて何か腑に落ちない思いが…」と話すBさん。

この場合は事前に「折半で」と決めていたことがアダになったケース。二人の予定では両家同じぐらいの人数をご招待するイメージでも、このように親の意向でどちらかの家だけ招待客が増えてしまうケースはすくなくありません。

「さすがにこの人数バランスだったら、彼の方から何か言ってくれてもよさそうなものなのに…」と心の中では思いつつも、お金のことでもめたくないと口に出せず、 「彼の違う一面をみたような気がしました」とBさん。

親戚の数や近所づきあいなどの実家を取り巻く環境や、親の考え方に両家違いがありそうな場合は、安易に「折半で」とせずに、「何が起こるかわからないから、招待人数比で負担するイメージでいようね」などと話しておくことをおすすめします。そうすれば、予定外に家の事情で招待客が増えてもあまりキリキリせずにいられるはずです。