夫婦関係/夫婦円満のコツ

妻に言われて嬉しいひと言、ムッとするひと言

賢い妻ほど、夫の上手な褒め方を知っています。20代~50代の既婚男性に聞いた、妻に言われて嬉しいひと言とは? 旦那様の気分をアゲるもサゲるも妻の一言にかかっています。ぜひ今回の記事を参考に、上手に旦那様を褒めて、伸ばしてくださいね。

三松 真由美

執筆者:三松 真由美

夫婦関係ガイド

妻に言われて嬉しいひと言……夫は「褒めて」伸ばしましょう

妻に言われて嬉しいひと言、ムッとするひと言

上手に褒めて、パートナーのやる気を引き出しましょう

賢い妻ほど、夫の上手な褒め方を知っています。たったひと言で、パートナーのやる気がぐんと上がる言葉もあれば、逆に一言で相手の気持ちを下げてしまう言葉もあります。そこで今回は、20代~50代の既婚男性に聞いた「妻に言われて嬉しいひと言、ムッとするひと言」についてお話しましょう。
 

<目次>
 

嬉しいひと言その1:かっこいい!

男性にとって「かっこいいかどうか」というのは大きなポイント。髪型や服装、容姿、などの外見はもちろん、自分の行為が「かっこいい」のか「かっこ悪い」のかを実はとても気にしているのです。ですから妻に「あなたって、かっこいい!」、子供に「パパ、かっこいい!」と言われたときには、もう福山雅治にも勝ったような気持ちになるのだそう。

しかもこれは20代の若い世代の旦那様だけでなく、40代、50代の熟年世代のパパ達にも共通して見られた傾向でした。旦那様にやる気を出してもらいたいときには、ぜひ「かっこいい!」の一言で、モチベーションをアップさせましょう。
 

嬉しいひと言その2:すごい! さすがねぇ

世の中の旦那様は常に「妻に尊敬されたい」と思っていますので、「すごい!」のひと言は嬉しいもの。そしてそれにプラスして「さすがねぇ」のひと言があると、さらに嬉しさ倍増なのだとか。なぜなら、「すごい」が今の状態にスポットライトを当て、そこに感心しているのに対し、「さすが」は「既にすごいと知っていた、認めていた」という前提があり、その上で、今回改めてまた「すごいと感心した、実力を再認識した」という敬意の継続性を感じさせる言葉であるからです。

それゆえに、「既に以前から、妻は自分のことをすごいと尊敬してくれていたんだ」と思えて、旦那様の喜びも2倍に。「すごい」だけでなく、「さすがねぇ」を上手に使いこなすのが、ほめ上手妻のマル秘テクニックです。
 

嬉しいひと言その3:いつも御苦労さま

狩猟時代の昔から、男性は妻子のために外から獲物を獲ってくるのが仕事。21世紀の今も「夫は外に出て稼ぎ、家で待つ妻子を養うのが務め」という意識は、基本的に変わっていません。狩猟時代と違って、動物を追いかけたり、他の肉食動物と闘ったりすることはありませんが、ライバルと競ったり、上司に頭を下げたり、部下に気を使ったりしながら会社というジャングルの中での生存競争をくぐりぬけている男性。家に帰ったら「御苦労さま」と妻にその労をねぎらってもらいたいという願望を誰もが持っています。

その願望に「御苦労さま。ありがとう。」とキチンと応えてこそ、「彼女のために明日もまた頑張ろう」と旦那様が思える妻になれるのです。ここも前項とおなじく「いつも」という言葉をいれて感謝の「継続性」を示すと、さらに効果的です。
 

ムッとするひと言その1:かっこ悪い

「かっこいい」が最大のほめ言葉であるなら「かっこ悪い」は最強のけなし言葉。「かっこ悪い」と言われると容姿や行為をけなされたと感じるだけでなく「自分の存在そのものを否定された」「軽蔑された」とまで感じてしまうのだそうです。

こちらは冗談めかして、軽い気持ちで言ったのだとしても、相手は深く傷つく言葉ですので、気楽に使うのはNG。たとえ旦那様が多少の失敗を犯しても、「かっこ悪~い」とすぐそこに突っ込まずに、時には見て見ぬふりをしてあげるのも賢い妻のテクニックです。
 

ムッとする一言その2:これだけ? 頼りにならないわね

「女性から頼られる存在でいたい」というのも、男性が普遍的に抱いている願望の一つです。普段は妻の尻に敷かれているような男性でも、心の中では「いざというときには、夫である俺がリーダーシップをとるぞ」と考えています。そして「いざ、自分の出番」という時、「よし!ここで俺が!」とその場を仕切ったとたんに、「(あなたのできることは)これだけ? 頼りにならないわね」と妻にばっさり切り捨てられてしまっては立場がありません。

災害や家族のけがなどの非常事態、あるいはアウトドアでの場面など、「夫のリーダーシップの見せ所」では、まずは夫を立ててあげることで、本来の実力を発揮してくれます。「頼りにならない」と思ってもがっかりした顔をせず、笑顔でサポートしてあげましょう。
 

ムッとする一言その3:ちゃんとしてよ

いつまでも子供っぽい男性につい言いたくなってしまう言葉。「脱いだ服をその辺に置きっぱなし」「マンガを読みながらごろごろ」など、子供の悪いお手本になってしまいそうな行為には、「ちゃんとしてよ」と旦那様を非難しがちです。でも言われた方は父の威厳が丸つぶれ。「子供の前で最も言われたくない言葉」という30代パパの意見もありました。

ここは上手にその行為をたしなめ、やめさせる方向に自然と持っていくのが上級の夫コントロール術。「脱いだ服が置いてあるけど、これまた着るのかしら?」「○○ちゃんが、パパに一緒に読んでほしい絵本があるって言ってたわよ」など、さりげなく旦那様の次の行動を誘う発言で、緩やかに誘導してあげましょう。

いかがでしたか? 旦那様の気分をアゲるもサゲるも妻の一言にかかっています。ぜひ今回の記事を参考に、上手に旦那様を褒めて、伸ばしてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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