予想は12月5日、「予定通り」
続いて放送終了日の予想。目安は「11月末を越えられるかどうか」とみました。連ドラの標準放送期間は3ヶ月弱。スタートが10月24日だったので11月末で終わってしまっては1ヶ月ちょっとしか放送しないことになります。12月まで粘れば、10~12月の額面3ヶ月放送したことになり「打ち切りではなく予定通りです」といえる範囲になってきます。研音のパワーももちろんTBSとしても、打ち切りとした場合に『ドクターX』とはいわないまでも『ケンミンSHOW』に対抗できるような穴埋め番組を用意できるのかも疑問でした。ということで、最終回は12月5日の全7話。「打ち切りではない、予定通り」と主張すると予想しました。
正解は……
以上のような内容を雑誌取材に回答したのが11月20日。ところがタイミングがいいんだか悪いんだか、翌11月21日に制作側が終了日を発表し、早くも正解が明らかに。答えは予想よりも一週遅い12月12日終了の全8話。「予定通り」という主張の部分は当たりました。これを多くの芸能記事が「打ち切り」と書いていますが、それには少し語弊があるように思います。「打ち切り」ではなく「短縮」?
最近のドラマは(NHKを除くと)「全何回」を言わない傾向にあります。なので本来の最終回は推定するしかないのですが、この枠の一年前に放送されたドラマ『レジデント~5人の研修医』の最終回は12月20日。さらに一年前の『ランナウェイ~愛する君のために』は12月22日。この時期のドラマは最終回がクリスマスを過ぎることはあまりないので、『夫のカノジョ』の本来の最終回予定は12月19日だったんじゃないかと思います。そうすると、減ったのは一話分。打ち切りといえば打ち切りですが、「短縮」といった方がより実態に近いでしょう。あまり話題にならないだけで、一話程度の「短縮」はそうめずらしくありません。
近年「打ち切り」が大きく話題になったドラマは2012年春の『家族のうた』と『クレオパトラな女たち』(後者は公式には「予定通りです」と主張)ですが、最終回放送日はそれぞれ6月3日と6月6日。春ドラマは6月いっぱいまで続くことが多いので、短くなったのはおそらく三話ぶん。
それに比べれば『夫のカノジョ』はずいぶんネバッたというべきでしょう。
いいんだか悪いんだか
昔はよく打ち切られるドラマがありましたが、近年は少なくなりました。「全何回」の放送予定を言わなくなったのも、できるだけ打ち切りといわれないための対策でしょう。打ち切りは俳優やスタッフにとってキャリアに傷がつきますから。連ドラ初主演で大コケした速水もこみちはその後、オリーブオイルの料理男子でウケて、俳優としても盛り返しました。川口春奈もぜひリベンジしてほしいところです。