OLYMPUSの集大成、OLYMPUS「OM-D E-M1」

フォーサーズというセンサーサイズはデジカメが登場してから生まれた規格でデジカメに最適化されています。そのためカメラもレンズも小型、軽量、高画質を追求することが可能になり、レンズ専業メーカーからも交換レンズが発売されています。実はパナソニックのミラーレスもこの規格を採用しておりレンズには互換性があります。

OM-DはOLYMPUSのハイエンドモデルであり、高精細144万ドットのEVF内蔵、世界初の5軸手ブレ補正内蔵、世界最速のAFシステムを採用しています。ボディと一部の交換レンズは防塵・防滴仕様になっています。OM-Dを使えば、写真を撮る歓びが一層増すこと間違いなしです。特にEVFの完成度が高く、リアルタイムで露出補正に反応するため、ファインダーを見ながら微妙な露出のコントロールができます。

また、カスタマイズできる範囲が広く撮影用途別に自分好みのインターフェイスを登録できます。アートフェルターも搭載して手軽に印象的効果を付加できます。交換レンズも含めてデジタル時代のシステム一眼カメラの傑作と言えます。トータルで小型軽量なシステムを組みたい人にお薦め。近所の散歩から海外旅行まで広い範囲で使えます。
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ブラックボディのみの設定。デザインはシンプルでシャープ。同社の銀塩一眼レフカメラ「OMシリーズ」がベースになっている。マグネシウム合金を採用して防塵・防滴仕様で世界最小を誇る。重量は約425g

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メインダイヤルとサブダイヤルのダブルダイヤルが使いやすい。金属製で適度なクリック感もあり回し心地も良い。もちろんカスタマイズ対応だ

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オプションの電池を増量できるパワーバッテリーホルダーを装着すると約640枚の撮影が可能になる。タテ位置用ボタンとダイヤルを使えば、さらに快適に撮影できる
 

 

画期的な光学ファインダー、FUJIFILIM「X20」

富士フイルムのXシリーズは、同社のオリジナルセンサーを搭載することで世界的に高評価を得ている人気シリーズです。コンパクトデジカメのX20は、世界初の裏面照射型の像面位相差センサーを搭載しています。簡単に言えば、高感度がキレイでAFの速度がすごく早いというメリットがあります。さらにトレンドのローパスフィルターレスとすることで画像の先鋭度を増しています。センサーサイズは2/3型ですが、ISO800までならAPS-Cサイズに迫る描写性能を発揮してくれます。

X20の最もユニークな特徴はアドバンスト光学ファインダーにあります。現在、一般的なファインダーは一眼レフかEVFになりますが、多くの銀塩カメラにはレンジファインダーが搭載されていました。これはレンズ光学系とは別の光学系を使ってファインダー構成するものです。今でもライカと一部のコンパクトデジカメにズームレンズ連動型として採用されていますが、AFがどこにあっているか不明、ファインダー内に撮影情報が出せないなどデメリットが多くあまり使われません。X20のファインダーには超薄型で透過型の液晶が挟まれており、フォーカスエリア、AFロック、シャッター速度、絞り値、露出モードなどを表示する機能があります。もちろんズーム連動式で常に明るくシャープな視界が保たれます。

ズームレンズは4倍で28~112mm相当、開放絞り値はF2-2.8と明るいのが特徴です。レンズを回転すると電源スイッチがONになり素早く撮影できます。レトロなデザインでコンパクトデジカメの中では大柄のボディサイズですが、持ちやすく、また仕上げも良いので末永く使えると思います。気軽に持ち歩けて高画質な写真を撮りたい人にお薦めです。
 
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オプションのフードを付けるとさらにクラシックな雰囲気になる。オーソドックスなインターフェイスでデジカメに不慣れな人でも銀塩カメラに慣れていれば使いやすい。

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カラーはシルバーとブラックがあり、金属パーツを多用しているため、どちらを選らんでも満足感が得られるだろう。重さは約353gと重すぎず、軽すぎず

 
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多重露出撮影などマニアックな機能を搭載。モノクロ専用フィルター、フィルムシミュレーションモードなど、フィルム時代を思い起こさせる

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