クアラルンプールの主な移動は「LRT」「モノレール」で
モノレールのブキビンタン駅。2007年に開通した比較的新しい路線
都心の移動に最適な「LRT」
LRTはアンパン線とクラナ・ジャヤ線の2つの路線がある
ブルーのコインが切符がわり
乗車方法は、まず販売機または窓口でプラスチック製の丸型コインを購入。そのコインを改札口にタッチしてホームへ。目的の駅に着いたら、コインを改札に投入すると扉が開きます。コインは回収されて再利用されています。
ブキビンタンはモノレールが便利
2両しかない小さな車両。1駅の間隔が短く、人の乗り降りが頻繁
LRTとモノレールで行けない場所にはタクシーを使います。とかく「アジアのタクシーはぼられそうで嫌……」と敬遠されがちですが、中には人懐っこく、おしゃべり好きのタクシーの運転手さんもいて、旅の思い出にもなるんですよ。
タクシーの乗り方、交渉法についてはこちらの記事に>>
KL1日観光に便利な周遊バス
クアラルンプール中心部の移動なら、便利なバスもあります。KLCC、ブキビンタン、チャイナタウンを循環している「GO KL City Bus」は、なんと、無料のバス。およそ15分間隔で走行してます。ただ、バス停の位置が見つけにくいので、宿泊しているホテルのフロントでパンフレットをもらい、バス停の位置を確認しましょう。また、「KL Hop On Hop Off」という循環バスもあります。これは、1日24時間乗り降り放題の周遊バスで、値段は45リンギ(約1350円)です。KLタワー、クラフトセンター、バードパーク、マレーシア国立博物館など、メジャーな観光スポットはほぼ全部網羅しています。長距離移動なら「KTM」
ヒンズー寺院の聖地バトゥケイブを目指すなら、「KTM」に乗りましょう。「KTM」は、クアラルンプール近郊の都市を結ぶ鉄道で、バクテーで有名なクラン地方にも近づくことができます。ただKTMは時間がよめません。雷や雨の影響で長時間止まってしまうことも多く、かなりローカルな電車です。昔に比べるとずいぶん快適な交通手段が整備されましたが、電車が時間通りに来ない、タクシーがつかまらないなどは今でも日常茶飯事。時間にゆとりをもって、あせらずのんびりと南国時間で行動しましょう。