紫がアクセントになった遺影、装花、会葬礼状
会葬礼状も紫がベース。お墓にも刻まれている直筆の「こころ」の文字と、遺影と同じ写真が配られました。
祭壇はこの着物の襟合わせをイメージしたデザインで、りんどう、からたち、トルコキキョウ、胡蝶蘭、バラなど総計18000本を使用。他にも紫のりんどうの花が会場のいたるところに飾られ、秋の風情が漂います。
戒名は「寶しょう院千代歌愛大姉(ほうしょういんせんだいかわいだいし)」。寶しょう院とは美しい日本の宝を意味、千代歌愛には、千代(永遠)に歌を愛する歌愛(かわい)い人という意味がこめられいてるそうです。
「こころ」と刻まれたお墓は生前に準備
黒く輝く御影石で造られたデザイン墓。「しながわ百景」に指定されている東海寺大山墓地に眠ります
取材に訪れた日はまだ納骨前ではありますが、生前に島倉さんがブログの中で「ファンの皆様を勇気づけられる何かを形にしたいと思ったんです。淋しい時、悲しい時、嬉しい時も、モニュメントに会いに来て下さいネ!きっと元気になりますヨ」と呼びかけていたこともあって、多くの方がお参りに来ていました。