ドイツ/ハンブルクと北ドイツ

ハンブルク土産におすすめ!250種以上揃う紅茶専門店

港町ハンブルクは世界中からやってくる紅茶の集積地なので、ドイツでは珍しく紅茶の専門店が充実しています。2011年倉庫街にオープンした「ヴァッサーシュロス」には250種以上ものお茶のほか、食器やスイーツなどティータイムを楽しめる商品がいっぱい。ハンブルクならではのお土産も見つかりますよ。

坪井 由美子

執筆者:坪井 由美子

ドイツガイド

お茶の時間を楽しむグッズがいっぱい! 紅茶専門店「ヴァッサーシュロス」

tee1

世界中からやってきた茶葉やオリジナルブレンドティーが全250種以上。天井までぎっしり並べられたお茶缶が圧巻!

ハンブルクのお土産におすすめなのが、紅茶。ちょっと意外に思われるかもしれませんが、古くから貿易港として栄えたハンブルクは、ヨーロッパにおける紅茶の集積地でもあるのです。かつて世界中からやってきた紅茶やコーヒー、カカオ、スパイスなどがハンブルクの倉庫街に集まり、ヨーロッパ中に広まっていきました。

tee4

運河に浮かぶお城のような建物

コーヒー党の数が圧倒的に多いドイツでは、紅茶は影が薄い存在なのですが、ここハンブルクは例外で紅茶の専門店が充実しています。2011年にオープンした「ヴァッサーシュロス」もそのひとつ。「水の城」という店名にふさわしく、倉庫街の運河に浮かぶ建物はまるでお城のようです。


 
tee2

ポットやカップ、スイーツも揃う

1907年に建てられたという重厚な建物に足を踏み入れると、天井までぎっしりと壁一面に並べられたお茶缶に圧倒されます。紅茶に緑茶、中国茶、ルイボスティーにハーブティーまで、その数なんと250種! なかでも、「Hamburger Sonntagstee(ハンブルクの日曜日のお茶)」などハンブルクをイメージしてブレンドされたシリーズがお土産に人気です。茶葉はすべて量り売りで買うことができ(約4ユーロ~/125g)、オリジナルの茶缶も販売されています。

店内にはお茶だけでなく、ティーポットやカップ、ハンブルクらしいイラスト付きマグカップなどの食器類から、キャンディやキャラメルなどのお菓子まで、お茶の時間を楽しむためのものが集められています。ガイドが注目したのは、カカオ風味のバルサミコクリーム、という珍しい1品。サラダやチーズに合うそうですよ。

併設のカフェ・レストランでは、朝食からランチ、デザートにディナーまでメニューが豊富。もちろんショップで販売しているお茶もいただけるので、紅茶党には特におすすめしたいお店です。

<DATA>
WASSERSCHLOSS
住所:Dienrreihe 4 20457 Hamburg
営業時間:10:00~19:00
アクセス:UバーンMessberg駅より徒歩5分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます