パンジャーブ料理を食べに目黒へ行く。

山手線目黒駅付近で思い出すインドレストランと言えば権之助坂にある「ルソイ」です。「ルソイ」とは、インド北西部からパキスタンにまたがるパンジャーブ地方の言葉で「台所」という意味です。このレストランでは、インド家庭料理はもちろん、インドのホテルやレストランで食べている本場そのものの料理も楽しめます。

私の祖父はパンジャーブ州出身でもあり、ファミリーの故郷の味でもあるので、パンジャーブ料理は特別なのです。母の作る料理からパンジャーブ料理の味付けを連想できる日本食といえば、ハンバーグです。そのハンバーグのソースが他所で食べるソースより乳製品が多いことは少年時代に気づいていました。これはパンジャーブ人の乳製品摂取の多さに由来しているのでしょう。乳製品を使用した味わい、コク深い料理はパンジャーブ料理の特徴でもあるのです。

タンドール料理とビール

お皿左からマライティッカ、シークカバブ、タンドリーチキン。ビールはゴールデンイーグル

お皿左からマライティッカ、シークカバブ、タンドリーチキン。ビールはゴールデンイーグル

私の好きなインド料理で組み合わせの一つがタンドール料理とビールの組み合わせです。日本でいうと焼き鳥とお酒という感覚が近いかも知れません。ほのかな辛さを感じる香味づけしたスパイスミックスとヨーグルトで漬け込んだものをタンドール釜で焼いたチキンやマトンを食べ、ビールと一緒に味わうのが格別なのです。

インドビールも最近おいしくなってきているなと思えるようになったので、インドビールと合わせて食べてもいいでしょう。お酒が飲めない方はマンゴーラッシーとタンドール料理を合わせても美味しく頂けます。タンドール料理を食べる際は、付け合せのグリーンチャツネを付けてみましょう。これはコリアンダーリーフやミントを調合して作られているもので、タンドール料理に付けながら食べると、スパイシーになり、さらにチャツネの汁気が食べやすくしてくれます。

タンドリーチキンのグリーンチャツネかけ

タンドリーチキンのグリーンチャツネかけ



タンドリーチキン以外のおすすめタンドール料理

malai tikka

マライティッカ

マライティッカはチキンをルソイ特製スパイスとハーブでマイルドに仕上げたタンドール料理。マライとは牛乳を温めたときにその表面に現れる膜のことをいいます。ティッカとは、小さく取り分けるという意味です。マライとヨーグルトとスパイスとハーブをマリネして、小さく切り分け、タンドールで焼いたものをいいます。特徴は実にクリーミーでマイルドで食感も柔らか、タンドーリチキンやシークカバブのような辛味のあるものと一緒に注文してもいいと思います。

 

siku kabab

シークカバブ

シークカバブはマトンの挽き肉を辛味スパイスとハーブで仕上げたタンドール料理です。シークはタンドール釜で肉を串で刺して焼くのですが、その時の串をいいます。カバブは肉類を焼いて調理をする料理の総称。このシークカバブは辛味が効いていてビールも進みますが、赤ワインとよく合う味付けです。インド料理とワインとの関係は始まったばかりですが、インドで有名なワインブランドのスーラは製造が1993年に始まり、2000年頃から出荷が始まったそうです。インドでもワインが飲まれるようになったという事実は高級ホテルに行くと世界中のワインがディスプレイされて壁一面に飾られ、インド料理とワインを嗜む人を目にするようになりました。

 

paneer pakora

パニールパコラ

パニールとはカッテージチーズのようなもの。牛乳を温め、そこにレモンか酢を入れ、脂肪分、たんぱく質の塊と乳清を分離させて作ったもののうち、塊の方をパニールといいます。タンドール料理の他で、もう一品揚げ物をと思った時に、サモサの注文もいいのですが、ルソイ自家製パニールに豆粉とスパイスで衣を付け、油で揚げたパニールパコラも食べたくなるのです。チーズの濃厚な味わいが口の中に広がります。


タンドール料理とビールやワインの組み合わせで仲間と、恋人と、家族と食事をしてもいいでしょう。後編、「パンジャーブカレーと数種のナン」に続きます。

■ルソイ
・住所:東京都目黒区下目黒1-3-28
サンウッド目黒2F
・TEL:03-5684-4448
・営業時間:11:00~15:00   17:00~22:00
ランチ営業、日曜営業
・定休日:なし
・地図:Yahoo!地図情報



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