チップはいつどこで渡す? スイスのお金事情

現地のお金に慣れたと思ったら、もう帰国! こんな体験はありませんか? 旅のはじめに現地のお金に慣れておくということや、旅行をする国に浸透している支払い方法を事前に知っておくことは、意外と色々な旅の手間を省いてくれま す。今回はスイスの通貨、スイスフランをご紹介し、お金にまつわるちょっとしたヒントをご紹介します。


 

スイスの通貨はスイスフラン

スイスフラン紙幣

スイスフラン紙幣

スイスではスイス・フランが使われており、4つの公用語でそれぞれ Schweizer Franken(シュヴァイツァー・フランケン/ ドイツ語)、 franc suisse(フラン・スイス/フ ランス語)、 franco svizzero(フランコ・ズ ヴィッツェロ/イタリア語)、franc svizzer(フ ランク・スヴィッツェル/ロマンシュ語)と呼ばれています。補助単位はそれぞれの言語でラッペン(ドイツ語: Rappen, Rp.)、サンチーム(フランス語: centime, c.)、チェンテージモ(イタリア語: centesimo, ct.)、 ラップ(ロマンシュ語: rap, rp.)です。通貨記号はFr.、SFr.、CHF(ラテン語国名のConfoederatio Helvetica Franc の頭文字)の3種類。

スイスで現在流通している紙幣は、10、20、50、100、 200、1,000フランの6種類です。1,000フランはおおよそ10万円くらいの価値があるので、この紙幣を日常生活で見ることはあまりありません。高額になるほど紙幣の大きさが大きくなります。

デザインが横長ではなく縦長であるところや、紙幣の色が50(緑)、100(青)、200、500(茶)、1,000(紫)というように額面によってはっきりしているところが珍しい通貨です。一度、到着して2、3日したら、10分でよいので、お金に慣れて おくことをおすすめします。スイスは比較的治安の良い国ですが、色々な犯罪から自分を守るという意味でも、お金を扱う場面はスムーズに行 いたいものです。

 

クレジットカードVSキャッシュ(現金)

スイスは日本同様、現金を重視する国であるので、多くの場合、現金での支払いが基本。現地の銀行口座を持っている場合はデビット払いも出来ます。大きな街でも、クレジットカードを受け付けてくれないスーパーもありますので、スイスでは基本的にある程度の現金を持ち合わせておくほうが安全でしょう。その分、よほどの田舎や小さな商店でないかぎり、例えば旅行者が支払いで1000フランを出しても受け取りを拒否されることはあまりありません。この点は、同じヨーロッパでも大きな額面の紙幣の受け取りを拒む店の多いイタリアやフランスなどとは異なって いますね。スイスはEU加盟国ではありませんが、多くの場所でユーロが使えます(おつりはスイスフランです) 。

 

スイスのチップ事情

スイスのカフェ

スイスのカフェ

スイスでは1974年からチップは会計に含むとされていますので、実のところ不要です。しかし「気持ち」として5~10%の額をテーブル担当者に渡す現地人は多く存在します。チップを渡すタイミングは会計後。席を立 ち店を出ていく時に、テーブルの上に少しの金額を置いていくのが一番スマートです。

スイスで言われる「チップ」は、感謝のしるし。お店に対して感謝をするというよりは、テーブルを担当してくれたサービス担当者にするものですから、テーブルの上が一番良いとされているようです。しかし、お財布の中に小銭が溜まり過ぎたからといって、小さな金額の小銭をじゃらじゃらと置いていくのはあまり気持ちが良いものではありませんので控えましょう。

参考サイト:「チップについて」スイス政府観光局サイト(英語)
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。