重厚なエントランス、その先は?
こだわりの豆が揃った店内
重厚感のあるエントランス
実はこのお店、「五感で楽しむコーヒー」がモテーマの、オーストラリアのコーヒー会社、その名もFive Senses Coffeeとの提携でオープンしたお店。このFive Senses Coffeeは、プレミアムコーヒーを身近なものに、がモットーで、コーヒー豆の種類ごとに最適な温度と時間で焙煎されたこだわりのコーヒーが、手軽に楽しめるのが売りなんだとか。限定の希少な豆(時価)等も入荷するようなので、コーヒー好きの方はぜひチェックしたい所です。
五感で楽しむコーヒーって?
ホワイトコーヒー
甘くないラテですが、口に含むと、ちょっと黒糖やシナモンを思わせる甘い香りと香ばしさ、ほのかな酸味が広がり、しっかりと味わいのあるミルクが全体を優しく包み込みます。豆の持ち味を引き出すロースト、ってこう言う事なのかな、と実感します。苦みはまったくない訳ではないけれど、全面に出て来る感じではありません。「コーヒーは苦くて嫌」と思っている人も、このコーヒーなら好きになっちゃうかも知れません。
そして、ここのもうひとつの売りは、素材にこだわった食事の数々。シンガポールのカフェでは意外に多いのですが、アラカルトの他に、一日を通して朝食メニューが提供されています。ヘルシーな放し飼いの地鶏の卵を使った、こだわりの朝食は、アメリカンブレックファーストから、ベジタリアンのフルブレックファースト、フィロ(紙のようにごく薄いパイ生地)を使ったトルコ風のものまで、幅広い選択肢があります。
そして、もうひとつのお勧めは、ランチタイム(12~18時)限定の、ビーフリブアイ100%のハンバーガー(25シンガポールドル)。私はこちらをお願いしました。焼き方も選べるので、ミディアムをチョイス。
ステーキ肉100%の、贅沢ハンバーガー
ボリュームたっぷり、リブアイ100%ハンバーガー
上質なお肉が使われています
「コーヒーとハンバーガー」から普通イメージするような、「ガツン」とくるインパクト系の味ではなくて、じんわりと素材の良さが伝わって来る、そんな感じでした。
プレゼンテーションも美しいスイーツの数々
ワインもグラス(13シンガポールドル)で頂けるので、食事はワインでいただき、締めにコーヒー、という楽しみ方もいいかもしれません。
いわゆる、欧米系の方が好きそうな雰囲気ですが、お客さんは、欧米の方と、シンガポーリアンが半々位。BGMはクラブ系の音楽で、大人のデートの待ち合わせにもぴったり。年中無休、朝8時からオープンしているので、散歩がてら朝食を食べに訪れるのもお勧めです。
<DATA>
■Common Man Coffee Roasters
営業時間:8:00~19:00(無休)
住所:22 Martin Road #01-00 , シンガポール 239058
電話: +65 6836 4695