シンガポール/シンガポールのカフェ・スイーツ

お洒落カフェで、五感で楽しむコーヒー/シンガポール

シンがポールで、おいしいコーヒーが飲みたくなったら、是非訪れて欲しいのが「Common Man Coffee Roasters」。「五感で楽しむコーヒー」がテーマで、プレミアムコーヒーを身近なものにしたいと、コーヒー豆の種類ごとに最適な温度と時間で焙煎されたこだわりのコーヒーが、手軽に楽しめます。限定の希少な豆(時価)等も入荷するようなので、コーヒー好きの方はぜひチェックしてみてください!

仲山 今日子

執筆者:仲山 今日子

シンガポールガイド

重厚なエントランス、その先は?

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こだわりの豆が揃った店内

お洒落な店が建ち並び、ぶらぶら歩くのも楽しい、ロバートソンキーエリア。美味しいコーヒーが飲みたくなったらぜひ訪れていただきたい、2013年8月にオープンしたばかりのカフェをご紹介します。その名も、「Common Man Coffee Roasters」。

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重厚感のあるエントランス

ガラス張りのいわゆるカフェらしい作りなのですが、入り口はとても重厚な感じ。鷲の彫刻が出迎える木目のドアを開けると、洒落たカウンターとテーブル席が。コンクリート打ちっぱなしの天井の配管を敢えて見せて、配管を赤く塗ってアクセントにしたりと、モダンでスタイリッシュな雰囲気です。

実はこのお店、「五感で楽しむコーヒー」がモテーマの、オーストラリアのコーヒー会社、その名もFive Senses Coffeeとの提携でオープンしたお店。このFive Senses Coffeeは、プレミアムコーヒーを身近なものに、がモットーで、コーヒー豆の種類ごとに最適な温度と時間で焙煎されたこだわりのコーヒーが、手軽に楽しめるのが売りなんだとか。限定の希少な豆(時価)等も入荷するようなので、コーヒー好きの方はぜひチェックしたい所です。

 

五感で楽しむコーヒーって?

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ホワイトコーヒー

ここでぜひオーダーしていただきたいのが、ホワイトコーヒー(ミルクコーヒーの事をシンガポールではこう呼びます、5シンガポールドル)。普通のお店だと、練乳のたっぷり入ったコーヒーが出てくるのですが、こちらのホワイトコーヒーは、ラテ。ラテアートもバッチリで、手作り感あふれる土ものの器がいい味を出しています。この辺りも、五感で楽しむコーヒーのこだわりでしょうか。

甘くないラテですが、口に含むと、ちょっと黒糖やシナモンを思わせる甘い香りと香ばしさ、ほのかな酸味が広がり、しっかりと味わいのあるミルクが全体を優しく包み込みます。豆の持ち味を引き出すロースト、ってこう言う事なのかな、と実感します。苦みはまったくない訳ではないけれど、全面に出て来る感じではありません。「コーヒーは苦くて嫌」と思っている人も、このコーヒーなら好きになっちゃうかも知れません。

そして、ここのもうひとつの売りは、素材にこだわった食事の数々。シンガポールのカフェでは意外に多いのですが、アラカルトの他に、一日を通して朝食メニューが提供されています。ヘルシーな放し飼いの地鶏の卵を使った、こだわりの朝食は、アメリカンブレックファーストから、ベジタリアンのフルブレックファースト、フィロ(紙のようにごく薄いパイ生地)を使ったトルコ風のものまで、幅広い選択肢があります。

そして、もうひとつのお勧めは、ランチタイム(12~18時)限定の、ビーフリブアイ100%のハンバーガー(25シンガポールドル)。私はこちらをお願いしました。焼き方も選べるので、ミディアムをチョイス。


ステーキ肉100%の、贅沢ハンバーガー

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ボリュームたっぷり、リブアイ100%ハンバーガー

出て来たハンバーガー、このボリューム感、伝わりますでしょうか? 15cm以上あります!

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上質なお肉が使われています

食べてみると、本来ステーキに使う部位のリブアイを使っているだけあって、とっても柔らか。旨味もたっぷりだと思ったら、ドライエイジング、熟成したお肉を使っているそう。バンズはブリオッシュ生地で、バターと卵黄がしっかり使われたリッチな感じです。チーズもキャラメリゼしたオニオンも主張しすぎず、全体的に、いい意味で味がとても上品でまとまっています。

「コーヒーとハンバーガー」から普通イメージするような、「ガツン」とくるインパクト系の味ではなくて、じんわりと素材の良さが伝わって来る、そんな感じでした。

 

が像

プレゼンテーションも美しいスイーツの数々

さすがにお腹が一杯になってスイーツは試さなかったのですが、カウンター横のスイーツは、ジュエリーのようにディスプレイされていて、とっても美味しそうでした。カフェなので、コーヒー一杯で、PCを持ち込んで仕事をしている人もいれば、奥様方のランチ会が開催されていたり、さくっとお昼を食べて行くビジネスマンもいて、様々な使い方をしている人がいました。

ワインもグラス(13シンガポールドル)で頂けるので、食事はワインでいただき、締めにコーヒー、という楽しみ方もいいかもしれません。

いわゆる、欧米系の方が好きそうな雰囲気ですが、お客さんは、欧米の方と、シンガポーリアンが半々位。BGMはクラブ系の音楽で、大人のデートの待ち合わせにもぴったり。年中無休、朝8時からオープンしているので、散歩がてら朝食を食べに訪れるのもお勧めです。

<DATA>
■Common Man Coffee Roasters
営業時間:8:00~19:00(無休)
住所:22 Martin Road #01-00 , シンガポール 239058
電話: +65 6836 4695

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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