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恋愛で求められる「共感力」の鍛え方

恋愛に限らず、仕事でも友人関係でも、まず問題になるのはコミュニケーション力。その中でも感覚的、感情的に考え方や行動を「いいね!」と思えたり、思ってもらえたりする「共感力」があると一気に距離が縮まります。今回は、好きな人との絆を強くする「共感力」の鍛え方をご紹介します。

石田 陽子

執筆者:石田 陽子

恋愛ガイド

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恋愛「共感力」

恋愛「共感力」を鍛えるために

恋愛に限らず、仕事でも友人関係でも、まず問題になるのはコミュニケーション力。でも、単純に話上手になればいい、真面目に人の話を聞けばいいというわけではなく、より良い関係になりたいと思うなら、感覚的、感情的に考え方や行動を「いいね!」と思えたり、思ってもらえたりする「共感力」が求められる場合が多いのです。

「真面目に人の話を聞く」「空気を読む」ことに自信があっても、本当に親しくなりたい相手との距離が縮まらずに悩む人も少なくありません。今回は「共感力」について考えていきます。

空気を読みすぎて疲れていませんか?

相談を受けていると気づくのですが、恋愛の悩みを抱えている人の多くは、「脈アリか脈ナシか」の判断でつねに揺れてしまい、前に進めなくなっています。自分に関心のない素振りに傷つき、その人の優しい一面にふれたりすると「やっぱり好き」だと気持ちを立て直す……その繰り返しが続きます。

直接会って話すだけでなく、メールやSNS上のやりとりも含めての判断になるので、迷って当然。相手のリアクションにばかり気をとられると、言いたいことも言えず、自分らしさが発揮できないこともあるでしょう。

誰かと意気投合できるのは、自分を解放できたとき。その後の反応や、その先の心配よりも自分が感じたことや伝えたいことを表現することを大切にすることで、まず自分が変われるはずです。

「頑張って無理にアピールしなくちゃいけない」と思い込んでいませんか?

婚活して、合コンやパーティーにたくさん顔を出してもなかなか出会えなかったのに、友達との飲み会に参加していた人と趣味(登山)の話で盛り上がって結婚した女性がいます。

「出会いがない」と言いつつ、仕事で知り合った人のホームパーティーに参加して、紹介された人と結婚した男性がいます。

その場のノリに合わせてアピールしなくては……と力が入っているときよりも、リラックスして会話を楽しめる場所のほうが自然に魅力を伝えることができると思いませんか?

もちろん、注目されることで輝く人もいるし、より大勢の人と出会える盛大なパーティーのほうが確率は高いといえます。でも、人によって得意分野が違いますし、無理に「アピールしなくちゃ」と自分を追いつめるよりも、一番リラックスできる状態を作ることが魅力をアピールすることにつながるようです。

恋を始めるにも、好きな人との絆を強くするためにも求められる「共感力」。「共感力」を鍛えるためにはどうしたらいいのか……。次のページでさらに解説していきます。

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