ドイツのクリスマス(12月)
ニュルンベルクのクリスマスマーケット © Deutsche Zentrale fuer Tourismus e. V./ Kiedrowski, Rainer
シュトゥットガルトの屋台のデコレーション。
<クリスマスの祝日>
12月25・26日 クリスマス
12月24日と31日は祝日ではありませんが、慣習的にお店は午前中しか営業しません。日本のお正月のように、ドイツではクリスマスを家族で過ごすのが伝統的。 クリスマスとその前後の週末は帰省ラッシュで、交通機関は非常に混雑し、航空券は値上がりします。
<クリスマスのイベント>
クリスマスのイベントと言えばクリスマスマーケット。クリスマスマーケットの期間は、第1アドベント前の金曜日から、クリスマスの数日前までが目安 (2010年のアドベントは 11月28日~、2011年のアドベントは11月27日~)。人気のクリスマスマーケットでは、聖人の一行に扮したパレードや人形劇、教会でのオルガンコンサートなど、クリスマスムー ドたっぷりのイベントも豊富です。クリスマスマーケットで人気の町をいくつかご紹介しましょう。
■ニュルンベルク
ドイツで一番有名なクリスマスマーケットです。マーケットで販売されるクリスマスグッズは市がチェックした良質のもの揃い。地元の子どもたちが活躍するイベントも多く、伝統がよく守られていると名高いクリスマスマーケットです。
■ドレスデン
1434年からの歴史がある、ドイツで最も古いクリスマスマーケット。ドレスデンはドイツのクリスマスケーキ「シュトレン」発祥の地でもあります。近郊のエルツ山地は木工芸で有名で、ドレスデンのクリスマスマーケットではエルツ地方の木のおもちゃも人気です。
■シュトゥットガルト
シュトゥットガルトのクリスマスマーケットは露店が個性的。木葺きの屋根で、クリスマスリースや、天使やサンタクロースなどの人形で装飾が施される様はなかなかアーティステック。個性的なマーケットの風景に、300年以上の歴史と大きなスケールで人気のクリスマスマーケットです。