見どころ満載! イスタンブール旧市街
トプカプ宮殿、ブルーモスク、アヤソフィア、という三大観光地が隣り合わせに位置するイスタンブール旧市街の「歴史地区」
イスタンブールは、アジア大陸とヨーロッパ大陸にまたがる都市。外国人観光客がイスタンブールを旅行する場合は、ヨーロッパ大陸がメインの観光エリアになっています。
トルコ人より外国人観光客率の方が高いと言っても過言ではないイスタンブール歴史地区
そしてさらに、このヨーロッパ大陸は金角湾を挟んで新市街と旧市街に分かれています。南西側に位置する旧市街は、アタトゥルク空港や観光メッカ・スルタンアフメット地区を擁する要のエリア。いわゆるユネスコ世界遺産にも指定されている「イスタンブール歴史地区」も含まれているだけに、絶対外せません。それだけに、初めてイスタンブールを訪れる人の多くは、旅のほとんどの時間をここで過ごすことになります。
旧市街の特徴
石畳で、道が細くて、建物が古い
旧市街は観光地が集中しているので、観光目的の人がイスタンブールを訪れた場合にはまず旧市街にホテルを取るのが基本です。主要なところにはトラムと呼ばれる路面電車が通っていますので移動にも困りません。
旧市街は古くから残る街並みが美しいものの、歴史地区として建築基準が厳しくなっており、大々的な道路開発や近代建築が禁止されています。このため道は狭く複雑で石畳が多く歩きにくいので、観光には歩きやすいスニーカーがマストアイテム。また、多くのホテルは部屋のつくりが小さく、水回り・電気・ガス・暖房システムなどの不具合が出ることも少なくありませんので、泊まるホテルはある程度しっかりしたところを選ぶことをお勧めします。
地区1:スルタンアフメット
歴史地区だけに、観光スポット盛りだくさん
初めてイスタンブールを訪れる人がまず行くべきはここ、スルタンアフメットです。ほとんどの主要な観光地がここに集中しているので、丸3日はじっくり時間を過ごしてほしいエリア。
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スルタンアフメット地区
地区2:エミノニュ地区
観光客と地元トルコ人でごった返すエミノニュ
旧市街と新市街を結ぶガラタ橋のたもとにあるエミノニュ地区。エジプシャンパザールがあり、サバサンドがあり、問屋街があり、モスクがあり…… と、意外と見どころ満載。トルコグッズを買いたい人におススメのエリアです。
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エミノニュ地区
地区3:ベヤジット地区
古き良きトルコの雰囲気が残っているベヤジット
スルタンアフメット地区のすぐ隣にあるベヤジット地区。イスタンブール大学などもあり、ちょうど観光客と地元の人たち双方が行きかうエリアです。買物、ハマム、水タバコ……と、トルコ的時間を満喫したい人にはおススメ。
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ベヤジット地区
それ以外の見どころ:カーリエ博物館
驚くほど保存状態のいいモザイク画やフレスコ画が盛りだくさん(©Kariye Muzesi)
交通の便があまりよくなく、歴史地区からはちょっと離れたところに建っているせいか、なかなか行く機会がないカーリエ博物館。しかし個人的にはかなり好みのスポットで、内部モザイク画やフレスコ画の美しさは抜群です。
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カーリエ博物館