ハウスメーカーとして提供できる価値を考えた
旭化成ホームズの属する旭化成グループは中期経営計画で3つの「これからプロジェクト」を掲げ、うち一つ「住・くらしプロジェクト」において、今回の栽培キットを開発。2011年末に建設された実証棟HH2015での研究テーマの一つ、「食への安心や食育」において、暮らしを豊かにするための一つの仕掛けが「水耕栽培」というわけのようです。「ハウスメーカーだからわかる緑の意味を考えた」と担当者
以下はガイドが個人的に関心をもっているキーワードで切りながら、ポイント紹介してみます。
◆エコ…LEDライト付きでほのかな光のインテリアにもなる置き植物。1か月の電気代も80円。
◆オシャレ…デザインコンペでも評価されたインテリア性。
◆一石多鳥…部屋のインテリアに。子どもとの食育や家族のコミュンケーションに。毎日の食材に。
◆ポータブル…ダイニングテーブルやリビングやキッチンなどどこでも動かせる。当初はキッチンや壁の埋め込みなども考えたそうだが、よりコミュニケーションを誘発する目的でポータブル化。
◆手間いらず…お手入れは週1回のみ。40日で収穫可能。室内で育てるので虫もつきにくい。
◆ストーリー性…ヘーベルハウスオーナーに配布して楽しむ日常を収集。
緑のある卓上イメージ
販売チャネルは、ヘーベルオーナー30万世帯のほか、公式直販サイト、アマゾンなどの通販や店舗販売も予定しているとか。培養液など追加購買は公式サイトから可能。
マイホームを買うことで増える笑顔はもちろんのこと、日々手軽に小さな緑を育てる笑顔が増えていくのもいいですね。