JCBカード会員の子供がモバイルでQUICPayを利用可能

「おこづかいQUICPay」Androidアプリのイメージ

「おこづかいQUICPay」Androidアプリのイメージ

カードや携帯電話/スマートフォンをかざすだけで買い物ができるJCBのポストペイ型の電子マネーサービス「QUICPay」。サークルKサンクス、セイコーマート、セーブオン、セブン-イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン等のコンビニエンスストアをはじめ、全国約29万台(2013年3月末現在)の端末でサービスを利用可能です。これまでクレジットカードの一体型カード、紐付カードとして本人利用を中心に発行されてきましたが、小学校4年生(10歳)から使える新商品「おこづかいQUICPay」が8月26日から登場しています。

「おこづかいQUICPay」は、JCBカード会員(親)の子供をユーザーとして設定。おサイフケータイ対応の携帯電話やスマートフォンで買い物ができるサービスとなります。申し込みには、JCBカードへの入会が必須となり、親は入会申込書に必要事項を記入し、JCBに到着後、約2~3週間でダウンロード用「ID/パスワード」が通知されます。

月3万円の上限設定により使いすぎの心配不要

子どもの利用可能額は、月3万円を上限として1000円単位で設定。そのため、子供は金額の使いすぎの心配がありません。また、使った金額は、事前に登録された親のクレジットカードから、通常のクレジット利用同様に引き落としになります。プリペイド型の電子マネーのようなチャージ(入金)行為が不要であり、子供も便利に利用可能です。

親にとっては、ポイントやマイルなどの特典も通常通り受けられ、お得感もあります。また、未成年者でも安心して使用できるようにするため、3時間に1回、利用金額をメールで配信。さらに、JCBの会員専用Webサービス「MyJCB(マイジェーシービー)」で利用履歴(利用日・店名・金額)を確認可能です。

子どものうちから金銭感覚を養う

JCBでは、「おこづかいQUICPay」により、子供等に対し、若いうちから金銭感覚を養うとともにお金の使い方を教える機会を提供する社会教育的な側面も期待しているそうです。また、これまでQUICPayの利用者は男性が中心だったそうですが、子供の母親となる20代から30代以上の女性の囲い込みにもつながると期待しています。個人的には、キャッシュレス社会が進行する中、子供の頃から限られた設定金額の中で、後払い電子マネーで支払う感覚を身につけることは勉強になると感じています。

課題としては、現状の設定はモバイルのみとなっており、iPhoneユーザーが増加する中、利用者は限定されると思われます。また、カード型も手軽に使えるnanaco、WAON、楽天Edy、Suicaなどの「プリペイド電子マネー」に比べると見劣りしてしまうでしょう。今後は、モバイルに加え、カード型のサービス展開にも期待したいところです。

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