子どもが伸びる図鑑活用法
子どもの学力アップを願い、リビングに置かれた辞書や図鑑。嵩張る上インテリアの邪魔になるのに、それでもリビングに置くのは親心ゆえ。なのに肝心の子どもたちが、見向きもしないのはなぜ? お母さんたちから届くのは、悲しい声の数々です。けれど、今回ご紹介する「美ら里日記」のgoopeeさんは、魔の2歳児のお母さんでありながら、毎日とても楽しそう。子育てにモンテッソーリのメソッドを取り入れつつ、図鑑も上手に活用しています。まずは、どんな風に活用しているのか、見ていきましょう。
1.図鑑活用法【おうち編】
goopeeさんのお宅では、息子さんの絵本の一部と図鑑をリビングに置いています。絵本はかごに、図鑑は表紙の見える絵本棚にきれいに収納。表紙を見せるだけで、子どもはグッとひきつけられます。
そしてたとえば、水族館に行く前には絵本棚にシャチやイルカの本を並べたり、お父さんとお花を植えた後には「蒔いたのはどんな種だったかな?」「どんなお花が咲くかな?」などと図鑑を見ながら盛り上がったりするのだとか。
実体験と本の世界とをリンクさせることで、息子さんの理解や興味が深まったり、好奇心がのびのびと外へ広がったりするのが感じられるそうです。
■美ら里日記「実体験とのリンク」の記事はこちら。
2.図鑑活用法【外出先編】
旅先にも図鑑が登場します。
今回の行き先は、沖縄美ら海水族館。館内で無料配布されている全10種類の「美ら海観察ガイド」には、各エリアの魚たちの写真と解説がオールカラーで掲載されており、全て集めると沖縄の生き物図鑑が完成するようになっています。
ガイドを片手に館内見学した息子さんは、ガイドと水槽内の生き物たちを見比べては、「一緒! 一緒!」と大喜びだったそうです。
知ること・学ぶことは、本来とても楽しいことなのです。
図鑑や絵本だけでなく全てのものに言えることでしょうが、小さな子どもは、自分の知っていることと目の前にあるものが一致することを、とても面白がりますよね。図鑑は、外出する前や帰ってからだけではなく、外出中も子どもの好奇心を刺激するのにとても役立ちます。
■美ら里日記「晩夏の沖縄旅行 3日連続の美ら海水族館」はこちら。