「お歳暮の添え状と礼状の文例、ポイント」

お歳暮の添え状、礼状の文例とポイント

お歳暮を送る側、もらった側もときには手紙での添え状、礼状もいいものです

暮れは年賀状の準備と合わせて、「お歳暮」を送る場合も多いものです。「お歳暮」を送る時期というのは、大体早くは11月下旬ぐらいから12月の20日前後ぐらいが一般的でしょう。

「お歳暮」(「お中元」も)という言葉は、このように現代ではその時季に贈る贈り物の意味で用いられていますが、もともとは「中元」は陰暦の7月15日、「歳暮」は年の暮れや年末を表す言葉でした。

参考:「お中元」の文例はこちらから

「お歳暮」を送る場合、手紙は必ず添えなければいけないという決まりはありませんが、しかし、いつでも品物のみというのも味気ないものです。

たとえほんの数行でも送り状が添えられていれば、贈り物にもよりあたたかみが増す感じがします。これは送る側もそうですが、いただいた場合も同じです。親しい間柄なら電話でのお礼もいいものですが、ときには手紙もいいものです。

また、生ものなどの食料品の場合は、送った側というのは届いたかどうか気にかかるものですから、届いたらまず電話を入れるのもいいでしょう。そのうえで、あらためてお礼の手紙を出せばより丁寧ですね。


「お歳暮」の送り状と礼状、それぞれの基本構成と文例

■「お歳暮」の送り状・基本構成
・時候のあいさつの言葉
・相手の安否を尋ねる言葉(自分側の近況や安否を添えてもいい)
・ご無沙汰のおわびや日頃のおつきあいへの感謝の言葉
・品物を送った旨のあいさつ
・相手の健康を祈る・今後も変わらぬおつきあいを願う言葉 など

■文例:お歳暮の送り状 
拝啓 年末も近づき、お忙しい毎日をお過ごしのことと拝察申し上げます。
○○の折には、たいへんお世話になりまして、ありがとうございました。
お歳暮のしるしまでに、気持ちばかりですがお酒をお送りいたしました。
出張先の食事の折に出されたものですが、熱燗もお勧めという話でしたので。
お口に合いましたらなによりでございます。
これからますます寒さに向かいます折、
どうぞご自愛くださいませ。          かしこ  


お歳暮をいただいた場合の礼状の基本構成と文例

■お歳暮の礼状・基本構成
・時候のあいさつの言葉(お礼の言葉から始めても構わない)
・相手の健康を共に喜ぶ言葉(自分側の近況や安否を添えてもいい)
・品物を受け取ったお礼
・相手の健康を祈る・今後も変わらぬおつきあいを願う言葉 など

■文例:お歳暮のお礼  
昨日宅配便にて、わが家の大好物が届きびっくりいたしました。
金沢のお品はどれも美味しいものばかりでございますが、
以前旅行で訪ねて以来、特に「じぶ煮」の美味しさが忘れられず
時々急に食べたくなって困るほどです。
あのとろみや食感はほかでは味わえないものですものね。
早速今晩にでも頂戴いたします。今から家族の喜ぶ顔が
目に見えるようでございます。
こちらのほうが何かとお世話になっておりますのに、
いつもお心にかけていただきまして感謝申し上げます。
お寒い折、どうかお風邪など召されませんよう、御身おいといください。



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