iPhone 5s／5cのカメラ機能の進化ポイントとは？(3ページ目)

自然な色合いを実現する「True Toneフラッシュ」の効果は？

もう1つ、iPhone 5sのカメラ機能で大きく進化しているのが補助照明、すなわちフラッシュです。iPhone 5をはじめ、多くのスマートフォンのフラッシュは基本的に1色です。ですがiPhone 5sは、新たに白とアンバー、2色のLEDを用いて、被写体に応じた最適な色合いを実現する「True Toneフラッシュ」を備えているのです。
では、True Toneフラッシュによってどの程度色合いが変わるのでしょうか。再びiPhone 5とiPhone5sのiSightカメラを使い、より暗い場所でフラッシュを用いて被写体を撮影してみた結果が以下になります。
双方の写真を比べてみると、色合いの違いが明らかです。iPhone 5の場合はやや青白みがかった色になってしまうのに対し、True Toneフラッシュを用いたiPhone 5sでは、自然な色合いを再現できているのが分かります。

こうしたことから、夜景を撮影したり、暗いお店で料理を撮影するなどした時などは、特にiPhone 5sのカメラ性能の進化を実感できるといえそうです。

次は、連写撮影やスローモーション動画などの新機能について説明します。