前ページでもお話したように、「このメーカーはこのインテリアしかできないんだ」と思わずに、まずはどの企業でもいいので自分の希望する内装の感じをつかんで手元にもっておいてください。
その後何十年と家を歩き回ることを想定して
もちろん、輸入住宅企業はよりバリエーションの広い輸入建材を扱っている確率が多いですし、珪藻土など健康素材に力を入れているのは「自然素材住宅」を謳っている企業だったりするので、自分がどの軸を重視するのかをまず見極めることが大切ですね。家じゅう掃除する時のしやすさも考えて
それは、間取りと動線と広さの関係です。特に家事をしながら家の中を歩き回ることの多い主婦やママは、家を建てた後数十年もその中で動き回ることになります。
現在の動線に合わせるだけでなく、将来10-30年後の生活を想定した動線も、あらかじめ考えておきたいところ。間取りや動線はそうしょっちゅう変えることは物理的にも経済的にも難しいからです。
たとえば、その時以下のような質問を自分や家族にしてみたらどうでしょうか?
自問前半5つ
自問その1. 「今は共働きで忙しい生活。とにかく時短するためにはどういう間取りや動線がいいかな?」自問その2. 「共働きで買い物になかなかいけないから週末にまとめ買い。どこに何をどう置く?」
自問その3. 「今は子どもはいないけど、子どもができたらどこで世話をすることになるかな?」
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自問その5. 「せっかくマイホームを建てるのだから、ママ友を呼んでティーパーティをしたい。週末は家族ぐるみで庭でバーベキューとか」
残り5問については次回解説します。