切手収集の魅力その2 「資産形成」
株であれば、株価の上昇や配当金・優待などの「実利のため」に、取得することもあるでしょう。切手もブームの頃のにぎわいはありませんが、欧米では将来的な資産形成のために、切手コレクションを築くという考え方があり、イギリスなどでは投資機関が運用のために値上がりの見込める有望な切手を取得することもあります。
万国郵便連合会議ロンドン大会記念(イギリス・1929年)。ジョージ5世を描いた最も有名な切手の1つ。(参考価格10~12万円)
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京劇のスター梅蘭芳の小型シート。値上がり著しい中国切手の代表的存在。30年前は2万円ほどだったが、現在は100万円前後で取引きされている。(使用済参考価格50万円)