浦和区では中小規模マンションが花盛り

埼玉県でもジワジワと新規供給が増えつつあります。人気のさいたま市浦和区では100戸以下の比較的小ぶりな物件が多いのですが、その他のエリアでは新たに登場する大規模マンションもあります。具体的な例をみてみましょう。

■新築マンション情報 物件アクセスランキング（埼玉エリア）

浦和駅徒歩4分の71 m²台が4,280万円から

さいたま市浦和区では、3月からJR京浜東北線浦和駅や北浦和駅で、100戸以下の比較的規模の小さなマンションの販売が続いています。たとえば、3月中旬から販売が始まった「クラッシィハウス浦和常盤」は、浦和駅徒歩11分、15階建てで総戸数は98戸。専有面積68 m²台の3LDKから87 m²台の4LDKまでの間取プランのファミリー向け物件です。

3月22日（月・振休）まで申込登録が行われている「プラウド浦和東仲町」は、浦和駅徒歩4分で、13階建ての総戸数59戸のマンションです。専有面積71 m²台の3LDKから86 m²台の4LDKまでの間取りプランで、やはりファミリー向け中心になっています。こちらは、4,280万円から6,560万円まで、最多価格帯は5,000万円台になっています。

武蔵浦和駅では127戸のマンションが登場

JR埼京線武蔵浦和駅エリアは、駅名に浦和が入っていても、行政区はさいたま市南区。浦和区と比べると東京への距離が近い上、価格も少し低めに設定されているのも魅力です。

その武蔵浦和駅徒歩8分、14階建て・20階建ての2棟から成る「ヴィスタテラス武蔵浦和」は、総戸数127戸で、5月上旬からの販売が予定されています。68 m²台の2LDKから124 m²台の4LDKまでの各種間取りプランが用意されます。80 m²台の3LDKが3,900万円台から、95 m²台の4LDKが4,600万円台からと、JR京浜東北線浦和駅エリアに比べ、かなりリーズナブルな価格設定といえるでしょう。

武蔵浦和駅からは、JR埼京線で池袋駅まで17分、新宿駅へは22分、渋谷駅まで29分と副都心方面へダイレクトにアクセスできます。赤羽駅でJR京浜東北線に乗り換えれば東京駅へも25分ですから、交通アクセスに恵まれた立地といえるでしょう。

大宮区では941戸のメガマンション販売へ

さいたま市大宮区では、5月下旬から「グランドミッドタワーズ大宮」の販売が始まります。JR京浜東北線・埼京線・高崎線・宇都宮線大宮駅から徒歩7分、30階建てのツインタワーで、総戸数が941戸というメガマンションです。価格や販売戸数は未定ですが、39 m²台の1LDKから174 m²台の4LDKまで、多種多様なプランが用意されています。シングルやディンクスからファミリー世帯まで、さまざまなライフスタイル・ライフステージに対応できるマンションになりそうです。

大宮駅はJRの在来線が多数乗り入れる交通の要衝で、東北新幹線などの新幹線の停車駅でもあるので、旅行や出張などにも便利ですし、駅周辺には各種商業施設が充実しています。それでいて、現地は緑豊かな氷川神社の参道近くに位置しますから、居住環境にも恵まれています。