洋楽ファン、邦楽ファン問わずに支持を得た、彼らの最高傑作アルバム
■アルバム名SICKS
■バンド名
THE YELLOW MONKEY
■販売元
ファンハウス(現・アリオラジャパン)
■おすすめ理由
1997年1月22日にリリースされたTHE YELLOW MONKEYの6枚目のオリジナルアルバムです。60万枚以上売り上げ、彼らのオリジナルアルバムの中では最も売れた作品です。
代表曲の一つであるヒットシングル「楽園」が収録されてはいますが、ボーカルの吉井和哉が「好きなようにやった。」と言ったように全体的には、ロックを深く深く掘り下げたような奥の深い仕上がりとなっています。
日本人にもこんなロックができるということを証明しています。
だけど、じっくり聴くと日本人が受け入れやすかったりポップなところもあったりと、洋楽ファン、邦楽ファン問わずに支持を得て、双方の交流の場のような存在になりました。
吉井和哉自身が最高傑作を自負しているだけでなく、いまだに様々な音楽雑誌やロックファンの間でも、「最高傑作」との呼び声が高い日本のロック史に残るアルバムです。
そのため、ロックファンならずとも持っておきたい一枚です。
ちなみに、発売から13年後の2010年1月22日には、デジタル・リマスター盤Blu-spec CDにDVDやブックレットなどを加えた「COMPLETE SICKS」がリリースされています。