アメリカの一流クリエイターが集結して製作したアルバム
■アルバム名Sound Of My Heart
■アーティスト
松田聖子
■販売メーカー
ソニー・ミュージック
■おすすめ理由
12枚目にして初の全編英語版アルバムで、プロデュース、作詞作曲もアメリカのアーティストにより製作されました。マドンナを代表とする当時の80年代ポップミュージックにも通じていて、一生懸命背伸びしてアメリカのアーティストに近づこうとしている聖子がとても愛らしいです。英語の発音がたどたどしいのはご愛嬌。とはいえ、当時の一流クリエイターが集結しているだけあり楽曲のクオリティはとても高いです。
オープニング曲「DANCING SHOES」は80年代ポップミュージックの特徴の一つでもあるダンスをテーマにしたアップテンポなナンバー。ダンスに誘う・誘わないとか、聖子ちゃん完全に米国かぶれ!って笑って突っ込みたくなりますが。全編にわたりポップで楽しいキャッチーな曲が揃っています。
が、失恋バラードのエンディング「TRY GETTIN' OVER YOU」で締めるのは、やはり聖子。グラミー賞も受賞しているマイケル・ボルトンが作った曲なんですが、Cメロの盛り上がりが鳥肌モノ。聖子流80'sポップを堪能して下さい。