70年代のユーミンの名曲をピックアップした編集盤

■アルバム名
Super Best Of Yumi Arai

■アーティスト名
荒井由実(松任谷由実)

■おすすめ理由

1970年代に発表されたユーミンのアルバムの中から、選りすぐりの名曲をピックアップした編集盤。

ファースト・アルバムである『ひこうき雲』に始まって、『MISSLIM(ミスリム)』『COBALT HOUR(コバルト・アワー)』『14番目の月』といったオリジナル・アルバムに収録されているヒット曲を、ほぼ発表年代順に並べて編集しています。
何気なく聞き流しているうちに、ユーミンがまだ「荒井由実」として活動していたころの歴史を自然とたどれる内容になっています。

曲が作られた1972年から1976年までの5年間といえば、ちょうど高度経済成長期の終わりごろ。
オイルショックを挟んでいるとはいえ、日本の景気はまだまだ良かったはずです。
今とはまったく異なる世の中だったはずなのに、男女の仲って基本的にあまり変わらないのかも……。
このアルバムを聴いていると、何だかそんなふうに思えてきます。

でも、それはきっとユーミンの歌にゆるぎない普遍性があるからなのでしょうね。
今から40年も前の曲ばかりなのに、古さをまったく感じさせません。
歌詞もメロディーも……。
ほとんどが今では「懐メロ」扱いになっている当時のニューミュージックとは決定的な違いがあります。さすが恋愛ソングの名手、ユーミン!!

発売は1996年なのですが、収録曲数のボリュームからいっても、70年代を代表する名盤と言って差し支えないと思います。




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