強烈なインパクトと確かな歌唱力のユーリズミックスのアルバム
『Be Yourself Tonight』
■アーティスト名Eurythmics(ユーリズミックス)
■国内販売メーカー
SMJ
■おすすめポイント
ユーリズミックスとの出会いは、超有名ナンバー、現代においてもCMやテレビ番組のBGMとして幾度となく耳にする名曲「There must be an angel」でした。
力強い女性ボーカル、アニー・レノックスとデイヴ・スチュワートによるイギリスの二人組ユニット、ユーリズミックスは1981年にデビュー。短髪の独特なルックスのアニーは、強烈なインパクトを放ち、その確かな歌唱力も定評がありました。
誰もが一度聴いたら忘れられない「There must be an angel」は、そのイントロから度肝を抜かれます。ハイトーンの揺れ動く高音域を美しく操り、ドラマティックな展開へと進めていくアニーの力量は本当に素晴らしい。しかも、後半で印象的に流れるハーモニカを吹いているのはなんと、スティーヴィー・ワンダーであります。切なさとポップさそれに何とも言えない親しみやすさがあるのは、彼のハーモニカによるところも多いのではないでしょうか。
このアルバムでは、アメリカの女性ソウル歌手の大御所中の大御所、アレサ・フランクリンとコラボしています。「Sister Are Doin' It ForThemselves」という曲で、テーマは女性賛歌。
やはり大物アーティストであるエルヴィス・コステロとコラボしているのが「Adrian」という曲。落ち着いたメロディアスな曲で、男女の美しいヴォイスが重なり合う様子がとても素敵です。
■収録曲
- Would I Lie To You?
- There Must Be An Angel ( Playing With my Heart )
- I Love You Like A Ball And Chain
- Sister Are Doin' It ForThemselves
- Conditioned Soul
- Adrian
- It's Alright ( Baby Come Back )
- Here Comes That Sinking Feeling
- Better To Have Lost In Love ...