ロック・ポップス/海外ロック・ポップス、70年代の名盤の口コミ

ディープ・パープルの武道館ライブがアルバムに!

このアルバムは1972年8月の日本武道館でのコンサートをレコーディングし、ライブアルバムとして発売されたものです。ライブならではの掛け合いが随所に散りばめられており、ライブならではの臨場感を味わえます。日本国内のみの限定販売だったが、海外での評価が高く、ジャケット写真を変更して「Made in Japan」として販売されました。

投稿記事

「Made in Japan」として海外でも販売されたライブアルバム

■アルバム名
ライブ・イン・ジャパン(Made In Japan)

■アーティスト名
ディープ・パープル

■おすすめ理由

当初2枚組レコードで収録曲7曲、最も短い曲で約7分/最も長い曲で約20分です。(CDでは1枚に収録されています)
原曲は20分もないのですが、ライブならではの掛け合い(ヴォーカルVSギター/ギターVSキーボード等)が随所に散りばめられており、ライブならではの臨場感をぜひ味わって頂きたいと思います。

このアルバムのなかで最も有名な曲は「スモークオンザウォーター」ですが、私個人的には静と動の対比の美しい「チャイルドインタイム」をぜひ聞いて頂きたいと思います。

このアルバムは1972年8月の日本武道館でのコンサートをレコーディングし、ライブアルバムとして発売されたものです。

日本武道館でのコンサートは1966年ビートルズ来日時の公演が初めてだった様ですが、ライブアルバムとしてレコーディング・発売したのはディープ・パープルが初めてと聞いています。

イギリス出身のバンドとして彼ら自身も初めて発表するライブアルバムで、当初、日本国内のみの限定販売だったが、海外で輸入版(輸出版?)の評価が高く、ジャケット写真を変更して「Made in Japan」として販売されました。

これ以降海外アーティストに、日本武道館=「日本で1万人集客出来る音の良いコンサートホール」として周知される様になった、と聞いた事があります。

他のロックミュージシャンも「LIVE at BUDOUKAN」/Cheap Trick、「One Night at BUDOUKAN」/Michaei Schenker Group等、日本武道館でのコンサートをアルバムタイトルにした作品もあります。

ディープ・パープルは今もバンド活動を継続していますが幾多のメンバーチェンジを経ており、一般的にもこのライブアルバムが発売されたメンバー編成の時期が「黄金期」と呼ばれており、そう呼ばれる理由がこのアルバムだと思われます。


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