今作以降、大きく変化する特徴的な曲調
■アルバム名The Captain and Me
■バンド名
The Doobie Brothers
■おすすめ理由
1973年に発表された、テッド・テンプルマンプロデュースのアルバム。
“アメリカン・ロックの良心”と言われたバーバンクサウンド(中心地はサンフランシスコ)のバンドとしてデビューしたドゥービー・ブラザーズだが、オリジナルメンバーのトム・ジョンストンがブルースやR&Bに傾倒していたためサザンロックの要素がたっぷりで、このアルバムはその独特のサウンドが凝縮された名盤。
この後、トム・ジョンストンが抜けて、キーボードのマイケル・マクドナルドが入り、特徴的だった泥臭さが抜けて曲調が大きく変わってしまったため、ドゥービー本来のサウンドはここまでとする意見もある。
※ドゥービー・ブラザーズはイーグルスなどと共に日本でも大変人気があったので、バンド名を知らなくても、このアルバムの「ロング・トレイン・ランニング」や「チャイナ・グローヴ」などは一度は耳にしたことがあるのでは?
■収録曲
- Natural Thing
- Long Train Runnin'
- China Grove
- Dark Eyed Cajun Woman
- Clear As The Driven Snow
- Without You
- South City Midnight Lady
- Evil Woman
- Busted Down Around O'Connelly Corners
- Ukiah
- The Captain And Me