鉄道知識が政治や経済に役立つことを実証してくれる作品
■作品名テツぼん
■作者名
永松潔
■原作
高橋遠州
■連載雑誌
ビックコミックオリジナル
■ストーリーと概要
2011年2号から『ビックコミックオリジナル』に連載。
主人公の仙露鉄男は、金にも権力にも全く興味がない元フリーター。
興味があるのは鉄道だけという自他ともに認める大の鉄道オタクだが、
父親は与党憲政党の代議士を務めていました。
ある日、その父が急死。
そのため急遽後継者として立候補させられ、衆議院議員に当選してしまいます。
政治家になっても鉄道オタクは相変わらず、しかし、鉄道趣味に使う時間が減少してしまうため、選挙のたびに落選を願っていますが、本人の意思とは反対にその誠実な人柄から当選を果たしてしまいます。
■おすすめの理由
議員になるまで全く政治経験がなかった二世議員・仙露鉄男は、単なる数合わせとして党内でも軽視されています。
しかし、従来の政治家では全く考え付かないような斬新なアイデアを、持ち前の鉄道知識を駆使して考えだし、日本各地の様々な問題を解決していきます。
最新号でも、いま注目されているリニアモーターカーの活用法を提案。
羽田空港と成田空港をリニア路線で15分間で結ぶことにより、羽田&成田でアジア一のハブ空港にしようというもの。
鉄道知識が政治や経済に役立つことを実証してくれる作品です。