新ワインに欠かせない玉ねぎケーキ「ツヴィーベルクーヘン」
新ワイン「フェダーヴァイサー」の爽やかな甘さと、玉ねぎの旨みたっぷりの「ツヴィーベルクーヘン」は最高の組み合わせ
ワイン祭りのツヴィーベルクーヘン屋台
夏から秋にかけてドイツ各地で開催されるワイン祭りや収穫祭には、ツヴィーベルクーヘンの屋台も登場。この季節になると、カフェやレストランで「フェダーヴァイサー&ツヴィーベルクーヘン」のセットメニューを用意しているところもあります。
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ドイツには、地方や各家庭によって様々なツヴィーベルクーヘンのレシピがあります。ガイドは以前ドイツの伝統的なレシピで焼いてみたところ、塩気が強すぎたため、それ以来ちょっとアレンジして作るようになりました。今回はそのレシピをご紹介します。作り方はとっても簡単。材料も日本で手に入るものばかりなので、ぜひお試しください。
最初、玉ねぎのあまりの多さに驚くかもしれません。でもこれが美味しさのポイント。じっくり炒めることで、玉ねぎの優しい甘みが感じられる、味わい深いタルトになります。やはり焼きたてが最高ですが、冷めても充分美味しいので、持ち寄りパーティやピクニックなど秋の行楽にもぴったり。ランチに、おやつに、おつまみに……ドイツの秋の味覚を召し上がれ!
ツヴィーベルクーヘンのレシピ
おうちで簡単にできるツヴィーベルクーヘン。冷めても美味しいので秋の行楽のお供にもぴったり
<生地>
- 小麦粉:200g
- ドライイースト:小さじ1
- 砂糖:10g
- 牛乳:100g ※人肌に温める
- バター:40g
- 塩:小さじ半分
- 玉ねぎ:500g~
- ベーコン:100g
- チーズ:100g ※種類は何でも。塊の場合はすり下ろす。無くてもOK
- 卵:2個
- サワークリーム:200g ※生クリームやヨーグルトでもOK
- キャラウェイシード:10g ※無くても美味しいですが、これがあると風味が格段に良くなります
- 塩 ※ベーコンの塩気が足りない場合だけほんの少し
■つくり方
- 生地の材料をすべてボウルに入れて捏ねます。5分ほど捏ねると1つにまとまってくるので、そのまま濡れ布巾をかけて置いておきます。
- 生地が自然発酵している間にフィリングを作ります。フライパンを熱し、油をひかずに、小さく切ったベーコンを炒めます。炒め終わったら取り出します。
- ベーコンを炒めたフライパンで(ベーコンから出た油で)薄切りにした玉ねぎをしんなりするまで炒めます。焦がさないようにじっくりと。
- 別のボウルに卵を溶き、サワークリーム、キャラウェイシードを入れてよく混ぜます。チーズ、粗熱が取れた玉ねぎとベーコンも加えて混ぜます。塩気が足りない場合はほんの少し塩を加えます。
- 1. の生地をタルト型より少し大きめに麺棒で伸ばし、バター(分量外)を塗った型に敷きます。底と側面の角が浮かないようにぴったりと敷き詰め、生地の底全体にフォークでたくさん穴を開けます。その上にフィリングを流し入れます。
- 190度に予熱しておいたオーブンで40分ほど焼いたらできあがり!